フェルディナンド最終生産車輌 その3 インテリアの組み立て
2008年12月19日
Category : AFV ドイツTags : エレファントフェルディナント
運転席・無線手席の組み立て
レジンキットのインテリアを本格的に組み立てます。このキットの最初の難関は運転席と無線手席の組み立てです。座席そのものはレジンでできているのですが、それを支える腕が銅のエッチング・パーツでできています。それをキット同梱のプラスチックパイプで繋ぎ、パイプの中を通した伸ばしランナーの両端を焼き止めして形にします。うまく作れば可動式になります。
最初に作ったのは運転席で、まだ不慣れなため多少ガタガタしてしまいました。可動させるには座席の上にまで張り出した左右のレバーがじゃまになるため、結局固定してしまいました。しかし次に作った無線手席は作業にも慣れたため、きっちりと組み上げることができました。そのためちゃんと可動します。
運転手や無線手が装甲板の上に顔を出している写真をよく見ますが、こんな風に椅子が持ち上がるんですね。勉強になりました。ただ運転席が上に上がるとペダルに足が届かないような気がするのですが…?
装備品は未搭載
工場で完成したばかりの車輌です。外側は未塗装(さび止めプライマー状態)で仕上がります。当然インテリアは塗装や艤装は完了しているでしょうが、装備品は未搭載状態にします。そのため、ガスマスクケースと消火器は留め具だけを作って取り付けました。
写真にもチラリと写っていますが、操縦席のペダルは2個だけです。このフェルディナンドは電気モーターで走りますから、トランスミッションがありません。つまりクラッチペダルが無いのです。フルオートマチックの戦車なんてハイテクですよね。
無線機ラックが…
無線機は無線手席の前に付くのですが、これはインテリアを納めてから、前面装甲板の裏側に取り付けて、その後で前面装甲板を入れなければ作れません。ところが私はすでに前面装甲板を接着してしまっているため、無線機ラックが取り付けられなくなってしまいました。なんとか頑張って取り付けることもできるのですが、そうするとインテリアが入りません。
まぁ、どっちみち無線機ラックまでは見えませんから、取り付けるのは止めにします。ただし、写真を見てもらっても判るように、結構インテリアは見えます。中は白いですからね。覗き込めば奥のペダルまでも見えそうです。
(全作品完成まで あと42)
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