ソビエト歩兵・戦車搭乗セット Op.150 制作開始
2009年1月9日
Category : AFV フィギュア ソビエト連邦Tags : ソビエト歩兵

ソビエト歩兵・戦車搭乗セット 1/35 ミニアート
ボーファイターの胴体の接着乾燥待ちに前作の T-34/76 STZ 1941年型 用のフィギュアを作ります。用意したのはミニアートの新製品 35055 「ソビエト歩兵・戦車乗員セット」です。戦車兵一人に歩兵が4人の5人セットです。
T-34には歩兵をうじゃうじゃ乗せてみたいのが本当で、タミヤの12人セットなんかがコストパフォーマンス抜群で魅力的ですtが、さすがにそこまでやってる余裕はないので、それは次回回しとしましょう。
戦車兵のハッチにかけた手の位置が、T-34/76 1941年型のでっかいハッチに合うかどうか心配ですが、とにかくこれで行きましょう。いや~、それにしてもこんなフィギュアセットがキリ番とは…
戦車兵の組み立て
まずは一人目、戦車兵です。 T-34/76の砲塔はちっちゃく、76mm砲の砲尾が砲塔の真ん中にどかんと居座っています。そのため戦車兵を乗せる場所が意外に狭く、ハッチが大きいのだけが唯一の救いです。
初めはキットのままで乗せられないかと組み立ててみたのですが、このハッチの形ではこのポーズは取れません。しかもやはり砲尾がじゃまになって少々足を削るくらいではなんともならないのです。
結局体を大きくひねり、後ろに倒したポーズを取ることでなんとか納めることができました。ただしこの場合戦車兵には右腕と腹筋にかなりの筋力を要求されるので、左手で体を支えることにしました。
適当な左腕をジャンクパーツから探したのですが、うまい角度のものが見つからず、しかも袖口の形が同じ物が無く、そのため針金を芯にして片腕を作ることにしました。
歩兵達の組み立て
こちらは二人仲良く並んで座っている歩兵達です。キットのまま組み立てればT-34の後部エンジンデッキにちょこんとすわります。
上着の裾の下を彫り込んだ以外はほぼキットのままです。あとは銃のスリングを付けてやれば組み立ては完了ですね。
こちらは砲塔に腕をかけ、戦車の前に座っている兵士です。こちらも無改造でだいたいおさまります。説明書では、背中の袋は背負っているのですが、肩紐のモールドもありませんし、袋にはその肩紐がしっかりモールドされているので、ここは降ろしているように作るのが正しいのでしょう。
砲塔の後ろ側で戦車兵となにやら話をしているような感じの歩兵です。ここに人をおくことにより、戦車長が体を後ろに倒している理由ができます。良い感じでしょ♪
全員集合!
全員乗ったところを見てみました。まだまだ数人は乗せられそうですね。やりませんけど…
ミニアートのフィギュアは大変良くできていて、背中の袋なんかは背負っている人の体の形にピッタンコです。タミヤやドラゴンなんかでは装備品は同じ原型から作られていることが多いのですが、このフィギュアセットのリュックは完全に兵士ひとりずつのオーダーメードです。
さらにリュックの下に水筒が潜っている人の場合、水筒の形にリュックをへこませてあったりもします。あの一番後ろで銃を胸の前に下げている兵士の場合、銃の形に洋服がへこませてあります。なかなか細工が細かくていいですよ。ミニアート、お勧めです。
(全作品完成まで あと44)
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