ダグラス・デストロイヤー その3 組み立て完了、サフ吹き
2009年1月17日
Category : 飛行機Tags : アメリカ空軍デストロイヤー
機体の組み立て
機体の合わせ目を消し、筋彫りを彫り直し、水ペーパーで表面をキレイにしたので、いよいよ飛行機の形に組み立てです。1/72とはいえ、軽とはいえ、元爆撃機です。なかなかのサイズですね。1/48のボーファイターと同じくらいの大きさになってきました。機首に20gのおもりが入っているぶん、ずっしりと重い感じがします。
通常飛行機では背中やおなかの合わせ目は曲面になっているので、少し削ってやれば真っ平ら(厳密にはなめらかな曲面)になるのですが、このデストロイヤーでは本当に平面のため、削るのが少々難儀です。
段差を少しでもなくすためにパテ盛りをしてから削ったのですが、やはり少し残るようです。しかしあまりに頑張りすぎるとパネルラインの痕跡を完璧に消してしまいそうなので、そこそこで妥協しました。
それでもパネルラインは80%は彫り直しです。とこや方式のビニールテープと、みずのさんにいただいた超硬筋彫りナイフ(先丸)が大活躍です。しかし作業の終盤で超硬ナイフを落としてしまい、ナイフさんは殉職してしまいました。
裏側
裏側もほとんどのパネルラインは彫り直しです。一部細かな所は判らなくなってしまいました。(^^;)
主翼の付け根に若干の隙間ができます。きっちりと合うように削るのですが、完璧になくすことはできません。そこで光硬化パテを盛りつけてならします。この場所は後からペーパーがけが困難になりますから、光パテは最初からできるだけツルツル状態にしておきます。やり方は簡単で、筆にラッカー溶剤を付けて、平らにならしておくだけです。その後太陽光にぴかりと当てればほんの数秒でかちかちに固まります。
アンテナ
私が作っている EB66E-DL というモデルは電子戦用に改造された機体で、機体のあちこちにアンテナが飛び出しています。ここから妨害電波をビリビリ出して(って言いますかね?)、相手のレーダーや誘導兵器を攪乱します。さすがにミノフスキー粒子は捲きません。
機体の表面処理にめどが付いたので、アンテナを貼り付けます。これで大がかりなペーパーがけはもうできません。
組み立て完了
脚を取り付け(差し込んであるだけです)て組み立てがほぼ完了です。脚の格納庫の蓋は付いていませんが、これは塗装後に接着です。
キャノピーをマスキングして、いよいよ塗装の準備も整いました。
サフ吹き
下地処理がちゃんとできているかチェックも兼ねてサーフェイサーを吹き付けます。けっこうあらが目立ちますが、まずまずのできです。これだけできれてば今回は上出来です。
一部目立つ箇所に残った隙間をパテで埋めました。本塗装に入る前に、もう一度ペーパーがけと部分的なサフ吹きをします。
今回は3色迷彩+下面色の4色塗装です。またまた大変そうですね。ファントムの時は1/48でしたので多少のボケ足が欲しくてエアブラシで直接塗り分け(お~、大胆!!)をしたのですが、今回は1/72ということでボケ足は全くなしでいきます。ということはぜ~んぶマスキングで行います。それも4色!!!どうしましょう!!!!
(全作品完成まで あと43)
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