重自走砲シュトゥーラ・エミール その5 塗装
2009年2月20日
Category : AFV ドイツTags : シュトゥーラ・エミール
主砲の塗装
主砲の12.8cm砲の砲尾を塗装します。 塗り分けと言ってもほとんどはジャーマングレー一色ですから、エアブラシでブワッと塗って、後はちょいちょいと塗り分けをするだけです。
結構精密そうに見えるのですが、細かいパーツはあまりなく、ウオッシングの時も普通に気をつけるくらいで大丈夫です。かなり黒の強いエナメルのセピアでウオッシングをします。
要所要所には油彩のセピアやローアンバー、バーントアンバーを置いていきます。ボルトの影などはコレで強調するウオッシングだけでは出し切れない立体感がでます。
さらに土埃などがたまりそうな場所に薄く溶いたMIGピグメントのヨーロピアン・ダストやガルフ・ウオー・サンドを垂らします。これが乾くと良い感じのたまった汚れになります。
ドライブラシは3段階行います。影になるような下の部分は一番明るい色のドライブラシはしません。最後にチッピングを入れてできあがりです。チッピングはいろいろと試したのですが、結局面相筆でチョンチョンが一番性に合っています。濃度の調節のためにお皿にエナメル溶剤を出して、少し薄めに溶きながら、コピー用紙に筆をこすりつけて余分の塗料を吸わせ、ボタッとならないように注意します。それでもまだまだ点点が大きいですね(^^;)。
それにしても大きな大砲っていいですね。存在感が違います。う~ん、カッコいい!!
戦闘室内壁の製作
コツコツと塗り分けていた小物類を戦闘室の内壁に貼り付けていきます。小物類はすべてラックや取り付け用のベルト等がモールドされています。トランペッター侮りがたし、です。
こちら側の砲弾ラックは空っぽです。撃ち尽くしてしまったので、補充をしているところです。本当は砲弾を塗るのが面倒だったりして…(^^;)
こちら側には砲弾が少し残っています。こうして拡大してみると結構塗りむらがありますね。パット見にはそんなに気にならないんだけどな~
黄色の弾頭は榴弾です。弾頭の中にも火薬が詰まっているので鉄(かな?)の固まりを飛ばす徹甲弾よりも大きいです。ちなみに徹甲弾の弾頭は黒です。
キットの説明書では弾頭の色はフィールドグレーだったのですが、アーマーの作例で見た黄色の弾頭が良いアクセントだったので、このアイデアを頂きました。
戦闘室内部もウオッシング、ドライブラシをしてあります。
戦闘室の組み立てと塗装
インテリアの塗装が終わったのでいよいよ上下の接着です。砲架の乗ったパーツを戦闘室に先に接着します。その時戦闘室に梁ができるので、壁が変形しているのが修正されます。
戦闘室と車体の接着では、微妙な隙間が空いてしまいました。戦闘室の後ろ半分はフェンダーから浮き上がっているのが正しいのですが、前もチョット浮いてしまいました。
接着ができたので最後の塗装をします。この車輌はかなり大型の上、戦闘室は裏表を塗らなければいけません。そのため塗料は十分に用意したつもりだったのですが、終わってみたらギリギリでした。
マスキングはテープでベタベタにするのではなく、メモ用紙をフェンダーに挟み込みながら塗装しました。こんないい加減なマスキングでも十分です。
ついでに汚しをしすぎた転輪に軽くジャーマングレーを吹きかけて、少しキレイに戻しました。
あっ、先頭室内壁のチッピングをするのを忘れてた…
もう奥までは筆は届きません。見える範囲だけでもやっときますか…はぁ~
(全作品完成まで あと58)
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