重自走砲シュトゥーラ・エミール その7 影吹きとウオッシング
2009年2月23日
Category : AFV ドイツTags : シュトゥーラ・エミール
私が自走砲が好きなわけ
シュトゥーラ・エミールのような自走砲は大きな戦闘室の装甲板があるため、広いのっぺりとした面を持っています。この広いのっぺりとした面をいかに間延びしないように仕上げるかが仕上げのキモになっています。戦車にはこのような広い平面はあまりありません。キングタイガーなんかに予備履帯を付けなければあの砲塔は割と大きいですけどね。
私はこの広い装甲板を見るとウエザリングがしたくてワクワクします。何もないだだっ広いキャンバスが「汚して」「汚して」って言っているような気がします。私が自走砲好きなのは、丸見えのインテリアの精密さと、この広い平面という相反する要素の両方を持っているからかも知れません。
明暗の吹き分け
前置きはさておき、いよいよお楽しみの仕上げの段階に入ってきます。最初は自家製ジャーマングレーに白を混ぜた色で明部を黒を混ぜた色で暗部を吹いておきます。これはデカールを貼る前にするのが本当かとおもうのですが、今回はこのタイミングで行います。理由は…
単に、忘れていただけです。(+_+)\バキッ!
まぁ、そんなに厚く吹くわけではないので、デカールを避ければ大丈夫です。最後にもう一度基本色で吹きこぼれた部分をリタッチしてできあがりです。ついでに砲身の先の黒い汚れも吹いておきます。
ウオッシング
続いてウオッシングを行います。今回はジャーマングレーですから、ウオッシングによってあまり色味が変わって欲しくはありません。タミヤのジャーマングレーの色味はお気に入りですからね。
それでウオッシング用の塗料はかなり黒に近いセピアを調合します。ほとんどフラットブラックに少々(10%程度でしょうか?)フラットブラウンを入れただけです。
元々かなり明るめに調合していたジャーマングレー(ジャーマングレー:フラットホワイト=3:1くらい)ですが、ずいぶんと落ち着いてきました。
(全作品完成まで あと58)
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