M13/40カーロ・アルマート その3 塗装
2009年3月4日
Category : AFV イタリアTags : カーロ・アルマート
サフ吹き
ウオーカー・マシン クラブ・タイプ の制作中もエアブラシを引っ張り出すたびにカーロ・アルマートの塗装を進めていました。なにしろ塗装工程は乾燥待ち時間がたくさんいるので、何かのついでに進めていくのが効率がいいからです。
タミヤのカーロ・アルマートはそれほど多いわけではないのですが、金属パーツを使っています。そこで下地にサーフェイサーを吹いておきました。 今回は基本塗装にクレオスのMr.カラーを使うので、タミヤのアクリルほど隠蔽力が強くありません。そのため発色を整える意味でもサフは吹いて置いた方がいいでしょう。
影吹き
普段はあまりやらないのですが、今回はめずらしく影部分をセピアで吹いておきました。この色は常日頃から履帯の下塗り用に作ってある色で、マホガニー+タイヤブラック+フラットベースです。
足回りはロコ組でないため取り外せません。そのため塗料が奥までしっかり回らないといけないので、奥まった部分はしつこいぐらいに真っ黒にしておきました。もちろん履帯はこの色がベースですから、ちゃんとむら無く塗っておきます。
影ができそうな部分にふわっと塗っておきます。パネルの合わせ目は影色を入れますが、よくあるように、エッジには吹きません。エッジにも濃い色を入れられるモデラーもいますが、わたしはエッジには影は入らないと思いますから、いれません。
基本塗装
ダークイエローをドイツ軍の時よりも赤目に調合します…
としたはずが、以外に赤くないですね。
まぁ、ウオッシングで赤くなりますから大丈夫でしょう。
以前駆け出しの頃(今でも大して変わっていませんが)、影吹きをした事がありました。ただしその時は、基本塗装をタミヤのアクリルで行ったため、その強い隠蔽力とすばらしい発色で、下地の影色が全部消えてしまいました(涙)。
しかし今回はクレオスのMr.カラーで調合したダークイエローを使っています。おかげで、うっすらと影を残すことに成功しました。特に足回りはわざとぞんざいな塗り方をしていますから、そうとうに影色が残っています。
転輪、履帯の塗り分け
あ~あ、写真を撮るのを忘れていました。転輪と履帯を塗り分けます。全部組み立てられていますから、なかなか大変ですが、チマチマと頑張って塗り分けました。どうして迷彩塗装の前にするのかというと、ダークイエローでリタッチするのに、迷彩後では筆でリタッチできないからです。
迷彩塗装
塗装図にあるとおりの2色迷彩でいきます。箱絵もこの色ですね。私は根が素直ですから、すぐに箱絵の通りやっちゃいます…って何も考えていないだけですけどね(+_+)\バキッ!
緑色は説明書の指示通り、フィールドグレーとオリーブグリーンを2:1で混ぜ、そこに基本色として使ったダークイエローを同じくらい入れます。フィールドグレーとオリーブグリーンは手持ちがタミヤの水性アクリルしかないので、ラッカー系のダークイエローと混ぜるとなにやらコテコテのドロドロに。でも、大丈夫、エアブラシ用に大目にラッカー溶剤を入れればキレイに溶けてくれました。
この技はクレオスとタミヤの間でだけできます。私は以前ガイアカラー(ラッカー系)に同じようにタミヤの水性アクリルを混ぜてラッカー溶剤で溶いてみましたが、何度混ぜてもエアブラシのカップの中で分離してしまいました。モケモケの店長によると、ツールクリーナーの様な強力な溶剤を使えばいいかもしれないということですが、そこまでしなくてもねぇ…
緑色は足回りにも塗りますから、当然履帯や転輪のゴムにも緑がかかってしまいます。ここはもう一度筆塗りでリタッチしておきます。
(全作品完成まで あと55)
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