科学特捜隊・ジェットビートル その6 機体の塗分けとデカール貼り
2009年4月5日
Category : キャラクターTags : ウルトラマン
マスキング
バラバラに砕けるデカールをあきらめ、マスキングによる塗り分けをすることになりました。本来なら銀色の方が隠蔽力が高いので、先に赤を塗ってから銀を重ねた方が良かったのですが、当初はデカールを使うつもりだったのでしたかがありません。
翼の部分は説明書の塗装図をスキャナーで取り込み、サイズを調整してラベル用紙にプリントアウトして使いました。サイズは丁度2倍にすれば良かったわけですが、説明書をよく読んだら、この図は1/72の50%です、って書いてありました。
ラベル紙は仕事場に転がっていたものを使ったのですが、これが後から大変なことになるのです。
塗り分け
マスキングは3回行い、赤(クレオス、モンザレッド)、アイボリー(ガイア、インテリアカラー)、黄色(クレオス、RLM02イエロー)と塗り分けました。赤は下地が銀色なので正確にモンザレッドの発色をしませんでした。しかし私がイメージしていた ビートル号の赤は実はこの少しくすんだ赤だったのです。
テレビの撮影用に作られたミニチュアもシルバーの上から赤を吹き付けたのでしょうが、私と同じように赤がキレイに発色せず、こんな色合いになったものと思われます。これを逆順で塗っていたら、赤はキレイに発色したでしょうが、あのビートル号の雰囲気は再現できなかったのではないでしょうか?
マスキングトラブル
マスキングテープというのは単に粘着力が調整してあるだけではないのですね。というのも、マスキングに使ったラベル紙のためにとんでもないことになったのです。
実はラベル紙の糊がラッカー溶剤に侵されてべちゃべちゃになってしまったのです。そのおかげで色の境界面はグチャグチャになってしまいました。
結局もう一度マスキングテープで今度はカラーの部分をマスキングし、銀色を吹き付け直しました。もうてんやわんやの大騒動です。まったくキレイにとは行きませんが、なんとか補修しました。もう適当なラベル紙を使うのはこりごりです。皆さんもご注意くださいね。
デカール貼り
やっとここまでたどり着きました。本当なら昨日のうちにデカールは貼り終えていたはずなのに(涙)…デカールが弱いのは相変わらずで、大きなデカールは途中で何度もちぎれてしまいました。
余分のデカールは台座にでも貼ってくださいと書いてあったので、こんな感じで使ってみました。あ~、もう早くビートルを終わりたい!!あとはクリアを上から吹いて、軽く墨入れを兼ねたウオッシングをしたら終わりです。
あっ、ミサイルの先っちょがまだ塗ってなかった。やれやれ…
(全作品完成まで あと59)
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