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ドイツ・8.8cm対空砲Flak18 Op.162 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : AFVクラブ Post : 162-1

ドイツ・8.8cm対空砲Flak18 1/35 AFVクラブ

ドイツ・8.8cm対空砲Flak18 1/35 AFVクラブ

黒な下塗り状態のジェットビートルですが、銀色を塗る前に充分に乾燥させます。そして乾燥待ち時間に次の作品にチョイとだけ手を付けることにします。次は ドイツ軍の有名な対空砲である 8.8cm対空砲 Flak18 を作ります。優れた速射能力と破壊力で連合軍兵士に恐れられたのがドイツ軍の8.8cm対空砲です。ロンメル将軍が重装甲のイギリス歩兵戦車に対してこの砲を水平射撃で使ったのはあまりにも有名な話で、対空砲とはいうものの、対戦車砲としても大活躍しました。

メーカーは大砲にとても力を入れている AFVクラブです。いっしょにレジンのフィギュアを購入したかったのですが、どこを探しても見つけることができませんでした。フィギュアをどうするかは追々考えることにしましょう。

8.8cm対空砲は今までに2門作っています。1つめは今を去ること三十数年前の中学生の時に、タミヤの88mm砲です。当時としては大変にパーツ数の多いキットでした。そして2つめは出戻ってから 10ヶ月目に作ったドラゴンのFlak36です。

ドラゴンのキットはちょっとした思い出がありまして、当時家の近所の模型屋さんが私がプラモから離れている間に壊滅状態になっていまして、どこでプラモを買ったらと途方に暮れていたときに、通りすがりのタクシーの窓から見つけたタミヤのマークを頼りに、後日訪問して最初に買ったのがこのドラゴンの8.8cm砲です。そうなんです、ドラゴンのFlak36は私のモケモケデビューだったんですね。

当時AFVクラブからも8.8cm砲が出ていたのですが、価格的にはそれほど違わなくて、フィギュア付きのドラゴンを選んだのを憶えています。今から思うと、AFVクラブに比べればドラゴンの方が作りやすいので、賢明な選択だったと思います。いつかはAFVクラブのFlak18と思っていたのですが、次から次へと発売される新製品の波に押し流されて、なかなか取りかかることができないまま3年が過ぎてしまいました。いよいよ3年越しの思いを遂げようと思います。

砲身と揺架の組み立て

8.8cm対空砲Flak18 砲身と揺架 

8.8cm対空砲Flak18 砲身と揺架

ドラゴンもAFVクラブも砲身はアルミ製です。でも一番の大きな違いはAFVクラブの砲身にはライフリングが刻まれています。ドラゴンのアルミ砲身にはライフリングの溝はありませんでした。それで私はドラゴンを作ったときはプラの砲身を使ったのを憶えています。

恐ろしいほど精密です。文字通りごま粒ほどのサイズのパーツまであります。しかしこのキットの大変さはその細かさだけではないのです。パーツの精密さとは裏腹に、びっくりするほどたくさんのしかも大きな押し出しピンの跡が残っています。この処理が大変です。さらにパーツの合わせ目に微妙な隙間ができたり、ヒケと言うにはあまりに深すぎる穴が開いていたりします。これらは光硬化パテとマジックライトペンで一つずつつぶしていきました。

8.8cm対空砲Flak18 精巧な砲尾

8.8cm対空砲Flak18 精巧な砲尾

しかし苦労の甲斐があって、大変繊細に仕上がります。まさに巨大な精密機械のFlak18です。ドイツ軍の科学の結晶です。

この形になるまでのパーツ数は 49個も使いました。ちなみにドラゴンでは35個、タミヤは14個です。多ければそれで良いキットというわけではないのですが、少なくとも作るのは大変です(汗)。この先が思いやられます…

砲架の組み立てその1

8.8cm対空砲Flak18 左側の砲架

8.8cm対空砲Flak18 左側の砲架

片側の砲架の途中まで作りました。 照準機の部分だけでもいくつパーツを重ねたかわかならいほどです。これ全部ひとかたまりでグチャグチャとしたパーツでもいいんじゃないかって思うほどです。

うまく作れば砲の上下に合わせて照準機のベースも回転しそうなのですが、瞬着が多すぎたようで、くっついてしまいました。砲を動かして遊ぶ趣味はありませんから、別にかまいませんが・・・と強がる(+_+)\バキッ!

あの中央あたりの丸いパーツの中央にヒケがありますね。これも直しておかなけりゃ…

(全作品完成まで あと59)

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