8.8cm対空砲Flak18 その5 防盾とリンバー
2009年4月11日
Category : AFV ドイツTags : 8.8cm砲
防盾
防盾です。ドラゴンの時もそうだったのですが、この極薄パーツ(とはいっても、実物に比べればかなりぶ厚いんですけど・・・ )が他のパーツに押されて見事に曲がってしまっていました。
お湯で暖め手でしごいて形を戻し、1ヶ月ほど前からおもりを置いて平らにならないかと、お祈りを続けていました。
そしてお祈りが神様に通じたのか(笑)、けっこう平らになりました。でも完璧に戻すことは不可能で、結構曲がっています。
裏側には蝶ねじをたくさん付けるのですが、これがちゃんとキットに入っています。さすがはAFVクラブです。余分も入っていたのですが、おかげさまで一つも飛ばすことなく接着できました。神様ありがとう!!
砲架
砲架の工作も少しだけ残っていました。トラベルロックとスコップです。Flak18のトラベルロックはFlak36と異なり、パンター戦車のようにチェーンで綴じる形式です。そのため開状態と閉状態は選択しなければなりません。開状態ではチェーンは真っ直ぐに伸びていますからね。今回は戦闘中(もしくは戦闘準備中)ですから、当然開状態です。
スコップは砲架の脚にベルトでくくりつけられるのですが、やはり戦闘中ですからスコップを取り外した状態で再現することにしました。フックはすでに銅線で作ってありましたから、そこに銅板作ったベルトを通しました。ベルトの先にはアベールのエッチングパーツ製のバックルを接着してあります。
リンバー前
リンバーを組み立てます。はやり片側だけでもかなりの時間がかかりました。昨夜は眠い目をこすりながら夜遅くまでがんばっちゃいました。別に急ぐ理由は無いのですけどね(笑)。
前のリンバーはFlak18ではタイヤが左右に1本ずつです。そしてここにはOVMが取り付けられています。そのうち設営に使いそうなハンマーとツルハシを外しておきました。
今回はDAKで行こうと思っています。DAKといえばアフリカで砂漠のイメージですが、実際に戦闘が行われたのはサラサラの砂地ではなく、ガジガジの岩場のような荒涼とした場所です。ですからツルハシは必要なのです(タブン)。
ツルハシの押さえは銅板で、OVMクランプはいつものライオンロアの物を使いました。
リンバー後
後ろのリンバーです。こちらはFlak36と同じダブルタイヤです。ドラゴンではタイヤ1本に付き5枚のプラ製パーツを貼り合わせて複雑なトレッド・パターンを再現していたのですが、AFVクラブではゴム製のタイヤが附属しています。この方が組み立てや塗り分けが楽ちんです。でもパーティングラインを消せませんから、タイヤは新品という設定になります。
戦闘中ですから、コマンド・ゲラート(でしたっけ?)と接続する通信用のケーブルは引き出されています。ですからリールの中は空っぽです。ケーブルは塗装後に接着するつもりです。
リールから出たコードはそのままコマンド・ゲラート(だったかな?)に伸びているのは良いとして、反対側のリールの内側から出ているコードは砲の照準システムに接続されているはずです。これがどこに付くのか皆目見当が・・・燻さん、S.O.S.です!!
組み立て完了
とりあえず組み立てが完了しました。実際には防盾は引っかかっているだけですけどね。あとはとこやさんから塗料が届くまでお休みです。その間次に着手することにしましょう。
(全作品完成まで あと59)
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