日本陸軍・九七式側車付き自動二輪車 Op.167 制作開始
2009年6月19日
気分転換の気分転換
ストレスの多い現代人には気分転換が必要です。私の場合はそれほどストレスがあるわけじゃないのですが(笑)、それでも気分転換にプラモを作っています。ところが、最近はフィギュアの塗装が続いています。いくらフィギュアの塗装が好きな私でも多少飽きてきたようで、集中力が無くなってきたのです。そこで気分転換の気分転換で、次のキットをチョットだけ作ってみることにしました。
雑誌の付録

側車付き自動二輪車 陸王 1/35 アーマーモデリング
アーマーモデリングの今年の1月号は特別付録付きの2800円でした。通常が1380円ですから、すでに付録の方が高いわけで、コレが理由で買わなかった方もいたかも知れませんね。はっきり言って私もこれはやり過ぎじゃないかと思うのですが…とりあえず私は買いました。
で、その時のオマケがこのピットロード製の1/35 日本陸軍 側車付き自動二輪車 陸王 なのです。
私は手に入れたプラモは必ず作るとプラモの神様に誓っていますから(ホントカ?)、これも作らなくてはいけません。とはいえ、元々やりたいことがあったのでバイクのキットは作りたかったので、実は結構ナイスタイミングだったりもします…って、それなら文句を言うなよ(+_+)\バキッ!
まぁ、雑誌のオマケですから、本体の雑誌の方はしっかりと責任を取ってくれており、豊富なカラーの実車写真や解説が掲載されています。コレを見ながらサクッと作ってみましょう。
キットにはアーマーの土井スーパーバーザー謹製のフィギュアが2体付いてきます。チョット(というかかなり)貧相な体型ですが、まぁ、戦時中ということで目をつぶりましょう。どうせなら同じ号に作例で載っていた竹一郎氏のフィギュアがオマケならあと1500円出してもよかったですね…
スポークの張り替え
バイクのキットで何をしたかったかというと、実はスポークの張り替えです。市販のエッチングパーツを使えば手軽にかっこよく出来ることは判るのですが、それを安価な材料を使ってどこまでやれるのかに挑戦してみたかったからです。
スポークは最初は0.5mmのプラ棒(感覚的にはプラ糸です)を使ったのですが、太すぎたので0.4mmにしました。欲を言えば0.3mmかもしくは0.2mmの洋白線にすればいいのですが、プラ棒を使ったのは接着や切り出しが容易だからです。
伸ばしランナーを使えばさらに安価なのですが、同じ太さのプラ棒を大量に用意する自信が無かったので、市販のプラ棒を使いました。使ったのはエバーグリーン製で、500円で3mほどありますから、こちらもコスト的には全然問題ありません。タイヤ1個で5mm×24本=12cmですから、全部で50cmもあれば足りますからね。
ハブの部分はキットの物をそのまま使いました。キットのスポークを切り飛ばし、ハブをキレイに整形するのですが、その時にハンドリューターを使って旋盤の容量で削りました。結構キレイに整形できるもんですね。
ただ、1個薄く削りすぎて壊してしまいました(T_T)
最初のうちは1個作るのに2時間近くかかってしまいました。しかし人間、何でも上達する物で、最後の1個はなんとハブの削りだしから、スポーク張りまででなんと40分で出来るようになりました。
車体の組み立て
このあたりで止めておこうと思ったのですが、なんだか気分が乗ってきて、ついつい先に進んでしまいました。まぁ、なんと言っても雑誌のオマケですからね。サクサクと進みます。
まだたいしたディテールアップはしていません。これからアーマーに掲載されている実車の写真を見ながらすこしだけいじってみようと思っています。
ここまでで行ったディテールアップは、エンジンのシリンダーヘッドのツルツルなので、ヒートペンでフィンを彫り込んだのですが、向きを間違えました(^^;)
それと定番のフェンダーのウスウス攻撃です。このキットのフェンダーは厚いを通り越して、断面がカマボコ型をしています。これをラウンドバードリルでごりごりと彫り込みました。
さらについでにヘッドライトもランドバードリルで彫り込みました。レンズをどうするかはこれから考えます(オイオイ)。
(全作品完成まで あと63)
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