九七式側車付き自動二輪車 その2 側車と運転手の組立て
2009年6月25日
私はあまり日本陸軍に詳しくないのでよくわからないのですが、アーマーの記事を読んでいたら、どうやら陸王というのはバイク単体のことで、サイドカー付きは九七式側車付き自動二輪車と言うようですので、作品名をこちらに変更しました。
陸王のディテールアップ
アーマーの記事や実車の写真を参考にしながら陸王のディテールアップをしてみました。フロントフォークは抜き方向の関係からサイドのディテールが一切無視されています。よく目立つ場所なので、プラ板と6角棒でディテールを追加しました。タンクの横に付いているのは変速レバーで、先は変速機に繋がるのでしょうが、最後はうやむやです…
さらにクラッチのリンケージとブレーキコード、そしてプラグコードを追加してあります。
ホーンはキット付属のパーツを無くしてしまったので、ドイツ戦車用のレジンパーツを使いました。ちょっと形が違うのですが、同じ号の竹一郎氏の作例でもドイツ戦車用を使っていますので、良いかなって思いました…ダメかな…??
側車の組み立て
バイクに続いてサイドカー(側車)を組み立てます。塗装のしやすさを考えて、フェンダーとスペアタイヤは接着してありません。側車のタイヤも接着するつもりはなかったのですが、ダボがきつすぎて抜けなくなってしまいました。自家製のプラのスポークに換えてあるのでムリして抜こうとすると間違いなく壊してしまいます。しかたがないのでそのまま接着してしまいました。
側車と陸王も塗装の手間を考えて接着してありません。そういえば陸王のサドルも接着してありませんね。こちらは塗装の手間を考えて…ではなく、単に忘れているだけです(+_+)\バキッ!
運転手の組み立て
このキットにはフィギュアが2体付属しています。運転手と側車に乗った機銃手です。原型はアーマーモデリングの土井スーパーバーザーです。ポーズはなかなかカッコいいのですが、体格が少々貧相です。
このフィギュアのすごいところは、腕や腰、首や各装備品の接着部分です。全てダボに大きな不等辺四角形が採用されており、決まった角度以外には絶対に付かないようになっています。そのためバイクにまたがるという微妙なポーズも一発で決まります。
どこのプラモメーカーもフィギュアの接着面はかなり角度が曖昧です。そのため腕や足の流用が効くのでしょうが、その代わりカッチリとした位置決めが難しくなっています。土井さんのフィギュアはそんな意味で非常に画期的です。それぞれのフィギュアの装備品もそれぞれのフィギュア専用で、流用はできません。位置も角度も非常に限定的に決められています。これは乗せる車輌に合わせて設計された専用フィギュアにおいてはとてもありがたいですね。やっぱり土井さんとアーマーはモデラーの見方ですね♪
(全作品完成まで あと63)
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