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帝国陸軍・九四式軽装甲車[TK] その8 完成!!

Category : 完成 AFV 大日本帝国

Scale : 1/35 Maker : ファインモールド Post : 170-8

ウオッシング

九四式軽装甲車[TK] ウオッシング

九四式軽装甲車[TK] ウオッシング

ウエザリングの手始めはウオッシングです。エナメルの焦げ茶色でざっと汚し、綿棒で拭き取ります。雨だれの跡のようになるように、重力の方向に向かって拭き取ります。場所によっては筆で細い線を書き足すこともあります。

ウオッシング塗料よりは少し濃いめの焦げ茶を先の細い筆でリベットの周囲などに流し込みます。リベットが真っ黒になっても大丈夫です、あとからドライブラシをすれば頭だけが明るくなります。

ドライブラシ

九四式軽装甲車[TK] ドライブラシ

九四式軽装甲車[TK] ドライブラシ

ドライブラシはエナメルで2段階行いました。リベットの頭が白っぽくなるように軽く当てていきます。リベットやハッチなどがはっきりくっきりして立体感が増しました。

塗り忘れていた車体の頭付近にある星を金色で塗りました。ペイントマーカーで塗ったのですが、あまりツヤがでませんでした。

キットにはヘッドライトのレンズが入っていませんので、自分で何とかしなければいけません。今回は適当なレンズが無かったので、透明のボンドを流し込んでみることにしました。ヘッドライトのサイズが小さいので、うまく行きそうな気がします。

使ったのはセメダインのスーパーXゴールドです。乾燥時間も短く乾燥後の透明度が高いのでもってこいです。ただし粘度が高く、盛りつける際に糸が垂れないように注意しなければいけません。ほんの少し隣のハッチに付けてしまったので、綿棒にアクリル溶剤を染ませて拭き取りました。

銀ブラシ

九四式軽装甲車[TK] 銀ブラシ

九四式軽装甲車[TK] 銀ブラシ

履帯やOVMに銀ブラシをします。日本軍車輌のOVMは金属部分もちゃんとカーキで塗装されているそうです。ですが、スコップやツルハシなんかは使えば先っぽはすぐに塗装がはげちゃいそうですから、銀ブラシをしてそんな感じを出しました。

完成!!

帝国陸軍・九四式軽装甲車[TK] 1/35 ファインモールド

帝国陸軍・九四式軽装甲車[TK] 1/35 ファインモールド

これにて 帝国陸軍 九四式軽装甲車[TK] の完成です。ちっちゃな車輌なので組み立てはあっという間に終わったのですが、ラッカーの筆塗りということで十分な乾燥時間をとったために結局3週間もかかってしまいました。

しかしラッカーの筆塗りも時間さえかければ案外やりやすいと言うことがよくわかりました。急いては事をし損じる、急がばまわれ、ということですね。これからも複数のキットの同時進行で十分な乾燥時間をとるようにします。早く作るだけが能じゃないわけですよ(^_^;)

九四式軽装甲車[TK] と 九七式側車付き自動二輪車

九四式軽装甲車[TK] と 九七式側車付き自動二輪車

今回はフィギュアを用意してなかったので、前に作った九七式側車付き自動二輪車と並べてみました。 バイクと並べるとその小ささがよくわかります。このサイズならスーパーの駐車場にも楽々駐められますから、お買い物にも便利ですよね。一台いかがですか、奥さん!!

私は旧軍や旧政府の指導者たちが嫌いなので日本軍の車輌を作らないで来たのですが、そんなことを言ったらナチスドイツだって相当なもんですよね。まぁ、過去にはいろいろあったのですが、戦車には罪がありませんから(ソウナノカ?)、歴史の資料として作っていこうと思います。だってカッコいいですからね。

大戦前期の日本軍車輌には特徴的な黄色のうねうねラインが見られます。戦車の前後をわかりにくくする効果があったそうです。ちっちゃい車体なのですが、そこらじゅうにハッチがあります。全部開けたらさぞかし風通しが良さそうですよね(笑)。フェンダーの受けや排気管カバーなど、必要な箇所はキッチリとエッチングパーツで再現されています。砲塔の斜め前にポコンと飛び出しているのが運転席です。こうでもしなけりゃ乗ることができませんよね。ヘッドライトのレンズは透明なボンドです。スーパーXのクリアです。流し込んで固まるまで待てば透明なレンズのできあがりです。

(全作品完成まで あと63)

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