15cmネーベル・ヴェルファー41型 その5 塗装
2009年7月20日
Category : AFV ドイツTags : ネーベル・ヴェルファー
影色
このネーベル・ヴェルファー41型はそうとう入り組んだ形をしているため、エアブラシの塗装(もちろん筆でも)が届きそうもないところがたくさんあります。そこで塗り残してもごまかしが利くように影色をしっかりと吹き付けておきます。
影色は自家製のセピア色でタイヤブラック+マホガニー+フラットベースです。今回はタイヤブラックを強めに入れているため、ちょっと黒っぽいですね。
ロケット砲の筒の中は基本色でキチンと塗るのは相当に困難ですので、影色でしつこく塗っておきました。これで筒の中は基本色をほとんど塗らなくてもいいでしょう。実際にロケットの燃焼ガスで真っ黒だったんじゃないでしょうか。
基本塗装
基本塗装はダークイエローです。大きな瓶に大量に作ってある自家製のダークイエローを使います。 ダークイエローにサンディブラウンやレドーム、ヘンプなどを加え色味と彩度を調節し、最後にフラットホワイトでかなり明るくしてあります。比率はいつも適当です(+_+)\バキッ!
ロケット砲の筒の中は入り口付近だけしか塗ってありません。奥は真っ黒のままでいいんです。
影色はあえて完全に塗りつぶさないようにしていますから、細かなディテールが浮かび上がって良いですね。
細部の塗り分け
ロケット弾はメタルカラーのダークアイアンで塗りました。砲架のタイヤはもちろんタイヤブラックです。
砲架の脚にくくりつけられている棒は赤白の縞々棒と判断して、そのように塗装です。ネットでいろいろとネーベル・ヴェルファーの写真を探して、ついに縞々棒をくくりつけている写真を見つけました。これで一安心です。
ロケット砲の後ろはロケットの燃焼ガスで真っ黒になりそうです。ネーベル・ヴェルファーの戦場写真を見ても砲身やその周囲がかなり汚れていますし、発射の時の煙がそうとう出ているのが確認できます。ロケット砲の後側は噴射の直撃を受けるので、やり過ぎなくらい真っ黒にしておきました。
(全作品完成まで あと62)
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