タイレルP34 1976年日本GP その3 ボディの組立てとサフ吹き
2009年8月11日
座席の加工
このキットにはエッチングパーツとビニールのシートで出来たシートベルトが付属しています。これを使えば大変精密感のある運転席が再現できます。
ところが座席のパーツにはシートベルトを通す穴が開いていません。説明書には簡単なイラストを添えて、穴を開けろとそっけなく書いてあります。さいしょ「えっ?」と我が目を疑いました。タミヤとは思えないこの仕打ち…
マスキングテープを貼って位置を決めて、ハンドルータに付けたミニドリルで穴を開けていきます。最初は0.5mmを使って位置を当たり、位置が決まったら1mmを使って穴を大きくします。大きな穴が開いたらバードリルを突っ込んで、横に削り、長円形に削りました。
多少ゆがんだり位置がおかしくなったりしましたが、フィギュアを座らせればそんなに気にならないでしょう…タブン…自信がない…
カウリング、リアウイングの組み立て
いよいよボディへのパーツの組み付けに入ります。そのためにはボディを塗装しなくてはいけません。どうせ塗装をするのならついでに他のボディ色のパーツもいっしょに塗ることにします。
カウリングは数日前にムチュと接着してありましたから、ヤスってなめらかにしておきます。
リアウイングはほとんどのパーツがエッチングパーツで作られています。 この部分がこのキットの売りですね。タミヤが一番力を入れた所じゃないでしょうか。こんなに大きなエッチングパーツが大量に付いているなんて、この価格じゃ信じられません。
サフ吹き
表面の状態を見るためと塗料の食いつきのためにサフを吹きます。どうやらそれほど問題は無いようです。すっかりキレイなグレーになりました。
これから十分な乾燥時間をおいてから、いったん表面を#1500程度のペーパーでツルツルにします。ぴかぴか仕上げのためには手間を惜しんではいけませんからね。
(全作品完成まで 65)
関連するコンテンツ
作品No.173の記事一覧
- タイレルP34 1976年日本GP Op.173 制作開始 (2009年8月5日)
- タイレルP34 1976年日本GP その2 サスペンション (2009年8月8日)
- タイレルP34 1976年日本GP その3 ボディの組立てとサフ吹き (2009年8月11日)
- タイレルP34 1976年日本GP その3 車体の塗装 (2009年8月20日)
- タイレルP34 1976年日本GP その5 表面研磨とデカール貼り (2009年8月31日)
- タイレルP34 1976年日本GP その6 ウレタンクリア (2009年9月4日)
- タイレルP34 1976年日本GP その7 研ぎ出し (2009年9月9日)
- タイレルP34 1976年日本GP その8 組立て (2009年9月21日)
- タイレルP34 1976年日本GP その9 シートベルトとリアウイング (2009年9月23日)
- タイレルP34 1976年日本GP エアファンネルとタイヤ (2009年9月24日)
- タイレルP34 1976年日本GP その11 完成!! (2009年9月25日)
コメントを残す