2号戦車L型ルクス その2 足まわりの組立て
2009年8月31日
エンジンデッキ
キットをもらったときに一緒にエデュアルドのエッチングパーツを頂いたので、これも組み込みながら作業を進めます。ドイツ戦車ではエンジンデッキのゴミよけの網は定番のディテールアップ箇所でして、今回もちゃんとこれは入っていました。
エンジンデッキ後端は網だけでなくエンジンデッキのルーバーも精密に再現されたエッチングパーツが入っていましたので、キットのプラ製のルーバーを切り落として使います。私は何を考えていたのか(暑さにやられていたのでしょうかね?)、左右のわくも切り飛ばしてしまっていました。そんなはずは無いことはあまりにも明白でして、これはもう笑うしかありません(ヤレヤレ)
切り飛ばしたパーツはすでにプラゴミと一緒に市の処分場に行ってしまっています。仕方がないのでプラ板で作ることにしました。まったく余分な仕事でしたね。
溶接痕の追加
キットの表面は実にあっさりしていますから、溶接痕や鋳造肌を追加しておきました。たぶんあのU字型のパーツ、鋳物だとおもうんですけどね…
溶接の痕はヒートペンを使ってほぼ全部の接合箇所に付けました。ヒートペンじゃなきゃとてもやってられません。
ホイールの組み立て
ホイールの組み立てと行っても、転輪はただランナーから切り取って軸に通すだけですけどね。ロコ組で履帯を組もうと思っていますので、転輪はブカブカにしておかなければなりません。キットのままでは少しきつい位なので、リューターで穴を広げておきました。
履帯の組み立て
いつもは全周分を一度に作り接着剤が半乾きの内にいっきに巻き付けるのですが、今回はみずのさんに倣って、接地部分は別に真っ直ぐに組み上げてみることにしました。この台はモケモケの店長に頂いた極厚のアルミ板です。非常に精度の高い平面があり、さらにアルミとはいえこの厚さではまるでタイガー戦車の装甲板のようにびくともしません。この上にキットを押しつけてもたわむこともありませんから、キッチリと平面が出せます。ここの上で組み上げ、定規を使って真っ直ぐに連結します。接地部分は左右共に25コマずつでした。
きっちり固まった履帯を転輪に接着します。 このままちゃんと固まるまで放置し、さらに履帯の上の部分を作ることにしましょう。履帯のガイドホーンを見ると全て真っ直ぐ上を向いています。これが柔らかい履帯を巻き付ける方式にしますと、ガイドホーンが所々斜めを向いてしまうことがありました。特に2号戦車のような小型の戦車ではよくなります。しかし、今回の方法なら私の様ないい加減な性格の者がやっても結構真っ直ぐになりました。
(全作品完成まで あと70)
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