Escape(待避) Vinette #24 その2 完成!!
2009年8月7日
Category : 完成 ジオラマTags : ドイツ砲兵ネーベル・ヴェルファー地面
地面の制作
地面に土を捲いて草を植えます。土はいつものように使い終わったほかほかカイロの中身を使いました。本物の土でもいいような気がしますが、中の細菌でプラモがぼろぼろになるような気がして使えません。一発放射線でも当てて殺菌すれば安心でしょうけどね(オイオイ)。
草は今回初めてポワポワ草を使いました。本当は違う名前だそうですが、モケモケではポワポワ草で通っています。モケモケ・モデラーズの間でちょっとしたブームになっています。
ポワポワ草は小さな固まりになっていますから、まばらに生えた草の表現にはお手軽で最適です。ですが、背の高い密集した草むらには使えません。こちらは従来通りフィールドグラスを使いました。フィールドグラスをキレイに植えるのって結構難しいのですが、今回少しだけコツをつかみました。あくまでも今までよりも…ですけどね。
草にバリエーションを出すために、箒の穂を混ぜてみました。この箒、105円でダイソーで購入した物ですが、使っても使ってもあります。コストパフォーマンスの高さは驚異的です。
サフ吹きと塗装
ほかほかカイロの中身は真っ黒なのでサフを吹かないと大変なことになります。多孔質のため塗料をどんどん吸い込んでしまうのです。これはどんなことがあってもサフが必要です。
実は写真を撮り忘れていました。時々やるんですよね。ついつい作るのに夢中になってしまうのです。塗装は水性アクリルです。地面はクレオスのダークアース、草はタミヤのNATOグリーンです。地面だけ先に塗っておいて、草を後から塗ります。エアブラシでマスキング無しで塗るのですが、キチンと塗り分ける必要も無いので(ホントカ)、結構いい加減に塗っています。
仕上げ、そして完成!!
なんだかあっという間にできた見たいに見えますが、実は数日が経過しています。 塗装が乾いたらウオッシングをします。ウオッシングはアメリカーナを使います。色は自作のチャコール・グレーです。ちょっと濃すぎて地面の色が黒っぽくなってしまいましたが、東部戦線ということにしてしまいましょう。
砲やフィギュアを固定してMIGピグメントで仕上げます。使ったピグメントはドライマッド、ダークマッド、ブラックスモークです。
そうそう、忘れていた点火コードを貼り付けます。キットには30cmほどのコードが入っていますが、実際には18mもあったそうですから、1/35では51cmの長さになります。当然ヴィネットの中にはおさまりきりません。
これにてネーベル・ヴェルファー41型の戦闘時のヴィネットのできあがりです。ネーベルヴェルファーの戦闘シーンのジオラマは結構珍しいと思います。私はあまり戦場写真を見ることは無いのですが、やっぱり実際の写真を見ると兵器に対するイメージはかなり変わります。ロケット兵器の現場がどうだったかがうまく伝わることができたでしょうか。
(全作品完成まで あと63)
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