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Escape(待避) Vignette #24 制作開始

Category : ジオラマ

Scale : 1/35 Maker : Post : D24-1

Escape ベースの製作

Escape(待避) ベースの製作

ジオラマ(ヴィネット)2作品同時制作です。一つは市街地、そしてもう一つは草原で、15cm多連装ロケット砲のネーベル・ヴェルファー41型を使ったヴィネットです。

ネーベル・ヴェルファーの発射風景

ネーベル・ヴェルファーの発射風景

ロケット砲のネーベル・ヴェルファーは無反動砲ですから、小さな装置で大きな砲弾を敵方に飛ばすことができるのですが、発射の時の音や煙、そして吹き出す炎は半端じゃありません。

そのためロケットに点火する前には装填手や砲手は砲から離れなければ危険で、実際の発射の瞬間の戦場写真を見ても、ネーベル・ヴェルファーの周囲には誰も写っていません。防盾の後ろに砲兵がひしめき合っている野砲や対戦車砲とは対照的です。

じゃあどうしていたかというと、装填が終了したら一刻も早く発射するために、大急ぎで砲から離れたわけです。

準備完了後、走って離れる砲兵たち

準備完了後、走って待避する砲兵たち

昨年ネーベル・ヴェルファーのキットを購入してから、どんなフィギュアを絡めようか考えていたときに、この写真のことを思い出しました。そしてあのマスターボックスのフィギュアセットが発売され、そのパッケージを見たときにこの光景が浮かびました。ネーベル・ヴェルファーにとって最も特徴的なシーンですよね。

Escape(待避) レイアウトの確認

Escape(待避) レイアウトの確認

そんなわけで、こんなレイアウトになります。 砲兵のジオラマと言えば、設営中にしても行軍中にしても戦闘中にしてもそれなりに勇ましいのですが、これはなんとも…なポーズです。しかし、これこそが大口径のロケット砲なのです。このシーン無くしてネーベル・ヴェルファーは語れません(ホントカ)。この駆け出す兵士たちのジオラマ(ヴィネット)を作りたくて、何十個もの小さなリベット貼りに耐えたのです…(涙)。

(全作品完成まで あと63)

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