2号戦車L型ルクス その8 車体下部の汚し
2009年9月28日
アーマーモデリングNo.120(2009年10月号)の特集記事を参考にしながらミリタリー・ピグメントでウエザリングを進めます。高石師範のようには行きませんが、それでも私の従来のレベルが多少なりともアップできればと淡い期待を持っています。
ただし、高石師範の様に車体の裏側まではやりません。完成後の戦車が粉だらけになってしまうのと、ピグメントがなんだかもったいないですからね。見えないところはやりません。
最初は一番明るい「コンクリート・ライク」をこすりつけていきます。コッテリと付けたい部分は粉のままでは付かないので、堅めの土くらいに湿らせて乗せていきます。
まだらにピグメントが乗ったら、いったん乾燥させます。ドライヤーを当てればすぐにカサカサに乾燥します。そしてその上から筆でアクリル溶剤を垂らして染みをを作っていきます。
2色目は一番赤い「ブリック・ライク」をおいていきます。1色目と同じ要領ですが、量は半分くらいです。
乾燥させてから染みをつくるのですが、今度は上下に流れる染みを入れていきます。1色目に流れる染みを作らなかったのは単に忘れていただけです(+_+)\バキッ!
3色目は中間色の「プラスター・ライク」です。色の変化がわざとらしくならないように中間をぼかしていきます。今度も溶剤で染みにします。
染みが乾いたら堅めの筆で輪染みをぼかしていきます。さらに綿棒を使って筆の跡や強くぼかしたい部分をこすり、ぼけた部分とはっきりした部分のメリハリを付けました。
堅めの平筆に泥状のピグメントを付けて指ではじき、ドロはねを再現します。中につぶつぶの固形分を含んでいるミリタリー・ピグメントは乾燥後も適度な粒を作品の表面に残してくれます。純粋な塗料の粉だけのミグ・ピグメントに比べると使用量が多くなりますが、その分一気に色も付かない上、表面に表情も付きますから、とても使いやすいと思います。少々高価ですがオススメです。
(全作品完成まで あと71)
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