2号戦車L型ルクス その9 ウエザリング
2009年9月29日
車体上部のウエザリング
車体上部のウエザリングをします。こちらも下部と同じくミリタリー・ピグメントを使います。上部はふんわりと埃が乗った状態にしたいので、ミリタリー・ピグメントは薄めに溶いて全体に塗りつけます。もちろん入り隅には大目に塗るようにはしますけどね。乾くと真っ白になってしまいました。
乾いたミリタリー・ピグメントを筆に染ませたアクリル溶剤で溶かしながら綿棒で拭き取っていきます。しかしこのICMのルクスは表面のテクスチャがざらざらなため、キレイに拭き取ることができません。 頑張ったのですが、かなり白っぽくなってしまいました。
足回りのウエザリング
履帯、そしてホイールもミリタリー・ピグメントで汚します。履帯にはドロドロにしたコンクリート・ライクを塗りつけた上から、粉状のブリック・ライク、プラスター・ライクをまぶします。ドロドロのコンクリート・ライクが乾いてしまったら、もう一度アクリル溶剤でぬらしてから、2色目3色目をまぶしていきます。
ピグメントが乾いたら綿棒で凸部を拭き取ります。筆を使うと凹んだ部分まで削り取ってしまうので、ここでは綿棒を使います。履帯の接地部分は鉛筆でこすって金属光沢を出します。
転輪は回転を意識して汚したのですが、すこし汚れがはっきりしすぎていて不自然ですね。もう少し溶剤でぼかしてやることにします。
チッピング
勢い余ってチッピングまで済ませてしまいました。本来ならドロ汚れを付ける前にチッピングをしなければ不自然なのですが、チッピングが付くエッジの部分にはあまりドロ汚れが乗らないため、実際には順番を守らなくても大丈夫です。
というのは言い訳で、単にチッピングをするのを忘れていただけです(+_+)\バキッ!
チッピングはエナメルで作ったチャコールグレーを使い、スポンジの切れ端でスタンプのようにポンポンと付けていきます。非常に簡単で細かな点々を入れられるのですが、あまりに手軽に大量にできるため、ついついボロボロにしてしまうのが玉に瑕です。といいながら、やり過ぎてしまいました。まぁ、大戦後期の小型偵察戦車ですから、チッピングでボロボロというのも雰囲気があると思いませんか(ホントカ?)?
(全作品完成まで あと71)
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