ホーカーシドレー・シーハリアーFRS.1 Op.177 制作開始
2009年10月1日
Category : 飛行機Tags : イギリス海軍ハリアー
史上初の快挙
イギリス人というのはなかなかユニークな発想をするもので、それが時々ハチャメチャな結果になることもあるのですが、戦車の発明の様に戦争のありかたを変えてしまうような大傑作も生み出しています。
そんなイギリス人が作りだした、史上最初の実用VTOL(垂直離着陸機)戦闘機がハリアーです。長い滑走路を必要としないハリアーは比較的小型の船の上からの発着艦が容易で、そのためイギリス海軍も当然のように採用しました。それがこのシー・ハリアーなのです。海軍のハリーアーだからシー・ハリアーだなんて、ムチャクチャ安易なネーミングですね。
キットはカナダのホビー・クラフト製でして、スケールは1/48です。全身凸モールドのかなり古いキットです。1年以上前のモケ忘でのもらい物でして、あと2ヶ月もすればもらって2周年となります。来月のモケモケ展示会のお題は「艦載ジェット機」ですから、この機会に成仏させてあげることにしました。
今回はほとんどディテールアップは行わないで、キットの良さをそのまま出していこうと思っています…って、単なる手抜き(+_+)\バキッ!
もちろん、凸モールドの修正なんかはしません(キッパリ)。
たまにはいいですよね。こんなのも。
エンジンとコクピット
このキットにはなんとエンジンが含まれています。といっても細かな補器類はすべて省略されていてさっぱりした物です。適当にパイプを這わしたりすればそれなりに精密感は出ますが、今回はディテールアップはやりません(キッパリ)。
コクピットのあっさり加減はエンジンの比ではありません。食堂の椅子だってもう少しゴチャゴチャしていそうなくらい、ツルツルです。ナゴヤドームの観覧席くらいすっきりしています。さすがにこれはチョット…
ですが、ディテールアップはしません(キッパリ)。
もうフィギュアを乗せて隠すしかありませんね。というか、シートの左のレバーはパイロットが手を乗せているため頭が付いていません。フィギュアを絶対に乗せろということです。
ところがそのフィギュアがまた…でして。こんなにモールドのないすべすべお肌のフィギュアを見たことがありません。もしかしてコレってミニスケール?って思ってしまいそうです。いやいや、最近のミニスケールはビックリするくらいのモールドが入っていますよね。さすがにこのままではと思い、デザインナイフやら小型のノミやらで少しだけ彫刻してみました。
フィギュアはまだ塗装中ですが、とりあえず機体の中にサンドイッチするシートとエンジンだけは先に塗装を済ませました。 塗り分ければ少しは見られるようになりましたか?
まぁ、外からはチラリとしか見えないわけですから、これで十分かも知れませんね。大人の判断で進みます。
機体の貼り合わせ
とにかく機体を貼り合わせなければ先に進みません。飛行機の制作ではこの行程が一番時間がかかります。hiroz教授の研究によると、ムチュ接着(HAFの登録商標)の後は72時間の放置が必須ですからね。
こうして貼り合わせてみると、ほらね、エンジンもシートも少ししか見えないでしょ。さらにここにフィギュアが乗り、さらにひずんだキャノピー(オイオイ)が乗りますから、中はあまり見えません。コレで良いんです♪
(全作品完成まで あと70)
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