シーハリアーFSR.1 その2 機体の組立て
2009年10月6日
Category : 飛行機Tags : イギリス海軍ハリアー
機体の組み立て
機体を留めていた結束バンドや輪ゴムを切り離しました。機体の貼り合わせ後から既に96時間以上が経過。さらにパテ盛りからも48時間以上が経過しています。
全体的にはパーツの合いは良く、ほとんど接着面での修正はありませんでした。唯一大きな隙間が空いたのが機体の最後端でして、ここは整形不良だったのでしょうか、左右で形が違うほどでした。丁度パーツ同士が接着する面のプラが不足していたみたいで、そこにエポキシパテを埋め込んでなんとか形にしました。
垂直尾翼の付け根にある穴が開いていなかったので、開口しました。その際バードリルで機体に触れてしまい、そこだけ少し凹んでしまったので、ここもパテ盛りです(汗)。
主翼と尾翼はちゃんと合いそうです。未接着でもここまで密着してくれています。このあたりの精度はわりと良いようです。翼は接着せずに塗装の際は離して塗ろうと思っています。
翼の付け根にはハンドピースの先が届きにくいので、いつもザラザラになってしまいます。翼を離していれば、そんな失敗は少なくなると思います(タブン)。
ジェットノズル
ジェットノズルを組み立てます。エンジンは1基なのですが、吹き出し口は4つあります。ただしジェットの燃焼ガスが吹き出すのは後ろの2つだけで、前の2つからはジェットエンジンで圧縮した空気を吹き出します。
ノズルはその向きを変えることで力の方向を変え、浮上から推進にまで使います。さらにほんのわずか前に向けることでバックもできます。
ちなみにホバリング時の方向転換は機体の再後端にあるしっぽの先に開けられたノズルと主翼の両端下面に開けられたノズルから高圧ガスを噴出して行います。
ジェットノズルですが、上の2つがキットのまま組んだ物です。このままでは偏向ノズルのフィンが分厚すぎます。というかなんぼなんでもこんなに厚くしなくてもいいんじゃないかと思うんですけどね。特に右上!!
それで多少ゆがみはしますが、デザインナイフとのみでチマチマと削って薄くしたのが手前の2つです。
エアインテーク
エアインテークのカバーも表裏の両面に激しいヒケがあり、コッテリと盛ったパテで修正です。
このカバーにはサクション・リリーフ・ドアという補助の吸気口の開閉ドアが付いているのですが、このドアのモールドが非常に心許ないのです。 というか、ぱっと見にはツルツルにしか見えません。(写真右のパーツ)
一応それらしくするためにドアに当たる部分を削って段を付けてみました。(写真左のパーツ)
(全作品完成まで あと70)
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