シーハリアーFSR.1 その7 デカール貼り
2009年10月17日
Category : 飛行機Tags : イギリス海軍ハリアー
デカール貼り
デカール貼りの下準備としてスーパークリアのツヤ有りを全体に吹き付けます。ツヤ有りはとにかくテカテカにしたいので、溶剤はリターダー入りで溶いて、なるべく近づけて吹きます。プラモとハンドピースの距離が遠いと途中で塗料が固まってザラザラになりやすいですからね。
クリアを吹いてから丸一日おいてからデカールを貼ります。今回はデカール貼りに新兵器を使いました。新兵器と言ってもたいしたことではなく、クレオスのマークセッターにP&Gのジョイを数滴瓶に垂らした物を使いました。
実はこの技は Bulebell さんに教えて頂いた物で、こちらの記事にその話が出ていました。といっても私はこの過去記事を読んだわけでなく、Bluebellさんに直接お会いしたときにお聞きしました。
たしかに台所洗剤を混ぜたマークセッターやマークソフターはプラモの表面によくなじみ、デカールの吸い付きも良くなります。ただ、ソフターの効きが多少弱くなったような気がするのは気のせいでしょうか?もしかしたらホビー・クラフトのデカールがこのほか頑固だったして…
翼の裏側の蛇の目マークはサイドワインダーミサイルのパイロンをまたいでいます。デカールでは蛇の目マークはまん丸なので、先にデカールを貼ってからパイロンを取り付けるべきでした。
しかしこの段階では後の祭りです。仕方がないので、パイロンの幅だけデカールの中を切り取って貼ったのですが、完全なまん丸にはできませんでした。まぁ、あんまり判らない所なので気にはしていませんが(+_+)\バキッ!
ツヤの調節
いくつかのキットを並列で作っていますから、1回の更新で3日分の作業を含んでいます。
ってことで、さらに1日が経過し、デカールが乾いたので、半ツヤのクリアを吹いてツヤの調節をします。鼻先の黒は本当はつや消しですから、さらに後からつや消しを吹く必要があります。でも、めんどうだな…このままでもいいかな…
ヘタレキットのわりにはデカールはまずまずでして、発色はともかくとして、丈夫で貼りやすく、しかもシルバリングはほとんど起こしていません。ヤレヤレです。
キャノピー
キャノピーのマスキングをはがしました。所々失敗している部分は筆でリタッチします。 ここまでアップにすると結構汚らしいですね。もう少し根気よくやった方がよさそうです。
よく見ると中にプラの削りカスが入っています。いつの間に入ったのでしょう…って、途中で入るわけがないので、最初から入っていたんですよね。アララ…
慎重に接着してあるキャノピーをはがして、ゴミを取り除きました。
ジェットノズル
ジェットノズルを取り付けます。ハリアーにはエンジンは1基しかありませんが、ノズルは4つも付いています。エンジンが1基なのは真っ直ぐに浮くために全部の出力を調整してやる必要があるためです。1基ならば調節の必要はありませんからね。
4つのノズルがあるといっても、ジェットの燃焼ガスが吹き出すのは後ろの2つだけです。ここは600度の高温にさらされますから、塗装は無く、熱で変色しています。前の2つのノズルからはジェットエンジンの回すタービンで圧縮された空気が吹き出します。そのためパワーは後ろのノズルに比べるとずいぶんと少ないのですが、温度も100度とおとなしめです。そのため前のノズルは機体と同じ色に塗装されているのです。
キットでは機体の中に仕組まれたリンク装置により、4つのノズルは連動するはずなのですが、機体組み立て後に遊んでいてこのリンクを壊してしまったので、結局固定してしまいました。なんたるオマヌケ…
(全作品完成まで あと71)
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