シーハリアーFSR.1 その8 細部の組立て
2009年10月18日
Category : 飛行機Tags : イギリス海軍ハリアー
武器の取り付け
パイロンに武器を装備します。武器は1000ポンド爆弾を4発とサイドワインダー・ミサイルを2発です。
サイドワインダー・ミサイルは、写真には写っていませんが、おしりの部分に穴を開けてあります。さらにそこに真鍮のパイプなんかを差し込めばかなり本物らしくなるのですが、適当なパイプが手持ちになかったのであきらめました。
サイドワインダーの先頭部分の黒はマスキングをして塗り分けましたが、2本の黒いラインはマスキングが大変そうです。そこで余りのデカールの黒い部分を細長く切り取り、貼り付けました。真っ直ぐなラインを引くのにこれが一番簡単で確実です。ただし、デカールですからツヤがあるのが玉にキズです。でも小さな面積なのでたいして気になりません。
胴体の下にはアデン砲という30mm機関砲のガンパックが2基取り付けられています。こちらは機体と一緒に取り付け塗装をしていたのですが、実はキットでは砲口が開口されていませんでした。というより、ツルツルに成形されていたのです。そこにドリルで穴を開け、プラ棒で作ったパイプを差し込んで、砲口としました。
ランディング・ギア
ランディング・ギアは直訳すれば 着陸装置です。ギアといえば日本人には歯車のことですが、英語では道具や装置の意味もあるんですね。なんで飛行機の脚のことをギアと呼ぶのか不思議でした。
で、そのランディング・ギアを取り付けます。シー・ハリアーの脚はライトブルーで塗られているそうですが、説明書をよく読んでいなかった私は勝手に機体下面色の白で塗っていました。途中で気づいて、あわてて筆で塗り直しです。
普通の飛行機は3つの脚で着陸するので、必ず接地するのですが、ハリアーは4つの脚で接地するため、キチンと作らないと全部の車輪が接地しません。いや~な予感はしていたのですが、案の定全然ダメです。
ある程度予測は付いていたので、中央の大きな脚を短くしていたのですが、それでも翼に付けられた補助の脚が接地しません。まぁ、いまとなってはどうにもなりませんね。主翼の下反角をもう少し下げた方が良かったみたいですね。
ピトー管
たぶんピトー管だと思うのですが、キャノピーの先に付いています。もちろんプラパーツも入っていたのですが、制作の途中で折ってしまうことは必至ですから、最初から切り飛ばしていました。
切り飛ばしたプラパーツと同じ長さに切った0.7mmの真鍮線の先を細く削ってそれらしい形にして取り付けました。
組み立て完了
これにて組み立て完了です。ついに形になりました。ヤレヤレです…
この後通常ならウオッシングや墨入れをしたり、ウエザリングを施したりするのですが、今回はどうしようか迷っています。
というのも、筋彫りが凸モールドになっているため、ここにウオッシングをしてもパネルラインが黒くならないような気がするからです。凸モールドの飛行機を作るのは初めてなので、ここはひとつモケモケの店長に相談することにしましょう。
(全作品完成まで あと71)
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