アポロ11号月着陸船 その10 月面とフィギュアの塗装
2009年11月12日
月面の塗装
地面の塗装とタイトルを付けようと思ったのですが、地面ってもしかして「地球の表面」の省略ってことかもしれないので、あえて月面としました。
グレーを2色ほど使ってまだらに塗り分けました。ロケットの逆噴射を受ける場所は最初は黒くしようかと思ったのですが、この手のロケットの噴射ガスが黒いかどうかわかりませんので、逆に白っぽくしてみました。
空気の無い月面ですから、コゲコゲの黒になるのではなく、砂がロケットの高温で溶けてガラス状になるのでは・・・ということで、半ツヤの明るいグレーを吹き付けました。まぁ、着陸船の真下ですからあまり見えませんけどね。
最後の仕上げとして、パステルをばらまいています。今回は適当な色のピグメントが無かったので、久しぶりにパステルを削りました。これで表面がかなりすすけた感じになりました。
フィギュアの塗装
旗にデカールを貼り、フィギュアを塗装しました。フィギュアはほとんど真白なので塗装は楽ちんです。空気が無いので紫外線が強烈なためヘルメットの窓には特殊なコーティングがしてあります。写真で見ると黒っぽい金色と銀色の中間のような色をしていますので、ペイントマーカーの金と銀を混ぜてそれらしい色を作りました。
陰影は1/70ということもあり、薄めたエナメルのデッキタンを軽く流しました。凸部にはデッキタンが残らないようにきれいに拭き取ります。
腕についた星条旗はデカールです。少々大きいのですが、これ以上小さくは印刷できなかったんでしょうね。背中のNASAのロゴはデカールではなくモールドだったので、自分で塗装です。グチャグチャですけど、このくらいの写真でもほとんど気になりません。目の良い若者は近づいて見てはいけません。
これで完成なのか?
実はこれで完成です。プラモ・ギャラリーに写真をアップして、完成報告をして…と続くはずですが、やっぱりアポロの企画は11回目でミッション・コンプリートとしなくてはいけません。てなわけで次回は最後の仕上げとしてアポロ11号のミッションをプラモで再現してみようと思っています・・・と無理矢理もう1回ひっぱります。
(全作品完成まで あと71)
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