4号対空戦車クーゲルブリッツ その9 足まわりの汚しと組立て
2009年12月8日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車クーゲルブリッツ
ドライブラシ
迷彩塗装のドライブラシの場合、細かな模様で無い限りは迷彩の色ごとにドライブラシをするのですが、今回は全てベースのプライマーレッドの明度をあげながらドライブラシしました。
粗悪な塗料しか残っていない対戦末期、ドイツ軍の塗装は塗膜が弱くしかも薄くしか塗られていません。そこでエッジはすぐに塗料がはげてしまいます。 それを再現するために、あえて全部プライマーレッドでドライブラシをして、エッジのペンキがはげた感じを出しました。決して手抜きではありません・・・
信じて・・・ホントハ・・・(+_+)\バキッ!
ピグメント
ミリタリーピグメントとMIGピグメントを使ってこってりと汚します。
うわっ、汚ったね~!! ですね。
使ったのはミリタリーピグメントの3色(ブリックライク、プラスターライク、コンクリートライク)とMIGピグメントのヨーロピアンダスト、ダークマッドの2色です。たくさん使うと表情豊かになります。
アルカリ溶剤で濡らしてぼかしたり、乾いたら筆で落としたり、さらに重ねて塗ったり、粉をまぶしたりとあの手この手で汚しました。どろんこ遊びは楽しいですね。
転輪と履帯もこの通りです。乾いたら堅めの平筆でこすって余分のピグメントを落とします。あまりたくさん残して本当に汚いままにすると、プラモに寛大な「ねずみ小僧神守橋店」も出入り禁止になってしまいますからね(笑)。
履帯の設置部分やガイドホーン、誘導輪と上部転輪の縁、起動輪の歯を銀ブラシしました。
いよいよ履帯を車体に組み付けます。ふにゃふにゃで壊れそうな足回りですから、これで一安心です。
さらに折ってしまうのを防ぐために最後までとっておいたアンテナを取り付けます。今回はキット付属のアンテナを使いました。
キット付属のアンテナはプラ製ですが、これだけ別のランナーに分けられ、さらに別の袋に入れられていたため破損や変形を免れています。ドラゴンも気を遣ってくれています。このプラ製のアンテナには基部に取り付けるときの蝶ねじもモールドされています。この点は真鍮製のアンテナを上回っています。ちょっとうれしいですよね。
さあ、あとはフィギュアだけだ・・・と思ったら、チッピングをするの忘れていますね。どうしようかな~
(全作品完成まで あと72)
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