ドイツ・T-34対空戦車 その2 サフ吹き、影吹き、基本塗装
2009年12月1日
Category : AFV ドイツTags : 2cmFlak38T-34
防盾の溶接痕
このキットの防盾は非常に薄く成形されており、またパーツの合いも正確なためわりとキッチリと組み上がりますが、どうしてもつなぎ合わせの部分は溶接の痕の間に微妙な溝ができます(写真左)。
そこで合わせ目をヒートペンで軽くなでてやると本当に溶接されて隙間は無くなります(写真右)。これで完璧ですね。
サフ吹きと影吹き
あちらこちらに金属パーツがあるので、全体にサフを吹き付けます。サフの色とドラゴンの成形色はよく似ているので、エッチングパーツ以外の場所は非常に薄吹きです。
次に自家製影色で影吹き兼履帯の塗装を行います。履帯も後からリタッチ必至ですから、ここではざっとでもかまいません。対空砲と防盾の内側は吹き残しを起こしそうなので、しっかり真っ黒になるまで塗っておきます。防盾をはめる前に塗り分けた方が賢かったかもしれませんね。
基本塗装
この車両は元々がソ連軍の戦車ですから、基本的にはロシアン・グリーンで塗装されていました。その上からドイツ軍がダークイエローを塗り、三色迷彩をほどこしたのです。
そこでエンジンデッキの網の下に見えるルーバーなどは緑色で塗装しておき、その上に網を貼り付けてからダークイエローで塗ることにしました。たぶんほとんどダークイエローになってしまうのでしょうが、多少緑っぽく残るのもいいかなって気がします。
足回りやシャーシの部分もロシアングリーンのままです。ドイツ軍はペンキが不足していたので、資材の節約です。
車体の上半分をダークイエローで塗装します。 ダークイエローのT-34というのもなんだか変な感じがします。ツートンカラーのファンキーなカラーリングの対空戦車ができあがりました。隣にはやはり製作途中の真っ赤っかのクーゲルブリッツが並んでいます。信号機ですね(笑)。
(全作品完成まで あと71)
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