ドイツ・8.8cm対戦車砲兵セット Op.185 制作開始
2009年12月16日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : ドイツ砲兵
実はフィギュアが先だったんです
8.8cmPak43/41の塗料の乾燥待ち時間にフィギュアを組み立てます。大砲を扱う砲兵は大砲の形や大きさが機種ごとにかなり違うため専用のフィギュアセットを使うか自作するかしないとフィットさせられません。実はPak43は十字砲架のタイプを作りたかったのですが、そちらにはフィギュアセットが無いため、断念しました。
以前みんなで大阪に買い出しに行った時、このメーカー純正(ホビーファンブランドですが)のレジンフィギュアセットを見つけたことからPak43/41を作ることを決めました。
ホビーファンのフィギュアセットはレジンフィギュアらしくシャープなモールドなのですが、裾や袖の彫り込みも無く、ヘッドはやや大きめであまりカッコ良くありません。でもこの人力で巨大なPakを押している姿がなんとも制作意欲を駆り立てます。しかも全員がコート姿です。こうなりゃ冬の東部戦線の泥濘地での悪戦苦闘が目に浮かびますよね。
組み立て開始
キットは9体入りのセットです。今日はまず5体だけを組み立てました。それぞれのフィギュアは個別に小さな袋に入っています。この袋を全部一度に開けてしまうと、ランナーにパーツ番号が付いていないので、どれがどの兵士の腕だか頭だかわからなくなってしまいます。
そこで1体ずつ、レジンウオッシュにつけ込み → 中性洗剤につけ込み → 水洗いと乾燥 → 整形と組み立てを行程をずらしながら行いました。5体が組み上がったと言うことは、乾燥工程、中性洗剤、レジンウオッシュに各1体ずつ、そして未着手が残り1体ということになります。
1体の整形と組み立てに30分ほどかかりますから、乾燥、中性洗剤、レジンウオッシュの各工程も30分ずつ置かれることになります。
コートの裏側はいくらかは彫り込まれてはいますが、それでもまだまだ分厚く残っています。また袖もまったく穴が開けられていません。そこで筒状のバードリルを使ってガシガシと彫り込んでいきます。
レジンはプラと違って熱で溶けることがありませんから、バードリルの歯に溶けてまとわりつくことがありません。気持ちいいくらいサクサクと削れるので思ったよりは時間がかかりません。しかしハンドリューターとバードリルが無ければこの工作はまったく出来ないでしょうね。
(全作品完成まで あと70)
コメントを残す