ドイツ・38cm突撃臼砲シュトゥルムティーガー Op.189 制作開始
2010年1月1日
Category : AFV ドイツTags : シュトゥルムティーガーティーガー1
やっぱり寅でしょ
30日で大掃除も完了し、昨日はプラモ日記をアップした後は、なんとフリータイムです。こたつに入ってのんびりしながら「こんな年末、初めてだよね」と奥さんと話をしていました。ただし、私が黙ってこたつに入ってテレビを見ている訳がありません。今年買った幅1.5mの大きなこたつの天板の上にはちゃっかりとプラモが乗っています。2010年最初の作品です。
2010年は寅年です。ドイツ戦車ファンにとっては特別な年で、この1年はタイガー戦車漬けにならなければいけません(ウソ)。まぁ、そんな訳で(どんな訳?)、やはり新年の最初の作品は…ということで前から作りたかったシュトゥルムティーガーにしました。
タイガー1型の車体に巨大な38cmロケット砲を搭載したシュトゥルムティーガーはタミヤのキットではストームタイガーと呼ばれています。ドイツ語式か英語式かのちがいですよね。日本語なら嵐虎、ランコちゃんです・・・って、急にかわいらしくなっちゃいました(+_+)\バキッ!
キットはAFVクラブの1/35です。 これに純正のインテリア・コンバージョン・キットを組み込みます。残念ながらエンジンルームは空っぽなのですが、それ以外は全部再現されています。ロケット砲車輌という非常に興味深い戦車を中までしっかりと見てやろうというつもりです。
さらにキットに付属のベルト式履帯はガイドホーンが抜けてなかったり、接着が出来なかったりと問題点が多いので、マスタークラブのレジン製可動式履帯を用意しました。カステンに比べると7割ほどの価格で、しかもモールドはさすがにレジン製でしっかりしています。その上、ガイドホーンも一発で成形されていますから、組み立ても楽ちんです(タブン)。
さらにさらに、フィギュアとしてタミヤのストームタイガーの戦車兵を付けます。こちらはホビーショーのタミヤブースのジャンク品コーナーで購入したものです。あのフィギュア、カッコいいんですよね。
組み立て開始
シャーシにインテリアパーツを組み込みます。インテリアパーツはレジン、エッチング、プラパーツなどさまざまな素材でできています。昨年の春に巨大なキンタを作っていますから、中身の要領はわかっているつもりですが…
後で気づいたのですが、ショックアブソーバーの角度が間違っているため、このままでは反対側から伸びてくるトーションバーと干渉(というより完全にブロック)してしまいます。結局剥がして後から付け直す羽目になりました。
トーションバーは塗装してから差し込んだ方が楽なので、とりあえず床を塗装しました。スポンソン部分から上は白なので、ここだけ先に塗ってマスキング、その後で床面をレッドプライマーで塗装しました。塗装色は一応キンタと同じにするつもりです。
トーションバーサスペンションは可動式です。連結可動履帯が活きますね。
車輪の組み立て
起動輪、誘導輪、転輪を取り付けます。車輪の組み立ておよびパーティングライン消しという面倒な作業は次女が全部やってくれました。頼もしい助っ人です。転輪の中に仕込む軟質プラのブッシュはあまりに小さくて、私はピンセットと老眼鏡無しでは扱えないのですが、娘は素手と裸眼で見事にこなしています。若いというのはうらやましいですね。
はめ込み式で組み立てると、クルクルとよく回りますが…オー、マイ、ガッ!
外そうと思っても外れません。あんまりムリに引っ張るとサスペンションを壊しそうです。転輪は別で塗装しようと思っていたのですが、その目論見が外れてしまいました。どうやら取り付けたまま迷彩塗装をしなければならないようです(汗)。
インテリアの組み立て
紅白歌合戦を見ながら(ほとんど見てないけど…)、ここまで組み立てが進みました。変速機、操舵装置などはレジン製です。無線機が乗ってないんですよね。無い訳無いと思うので、なんとかしないとね。
キットには透明の戦闘室が付いているのですが、それを使うと内壁が付けられません。それもいやなので、結局通常の戦闘室パーツを使うことになりそうです。中を見せたいので、なんとか取り外し式にできないかを検討ですね。
シュトゥルムティーガーの車体にはツィンメリット・コーティングをしなくてはいけません。とここで大変なことに気づきました。今回初めてブルーベル式コーティングに挑戦しようと思っていたのですが、それに使うミリプット・エポキシ・パテを購入していません。モケモケの店長に頼んだっきりすっかり忘れています。
このままでは先に進みません。買いに行きたくても今日はお正月です。う~ん、こまった。新年早々やっちまいました。とはいえ、今年もガンガン飛ばします。
(全作品完成まで あと69)
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