8.8cm対戦車砲Pak43/3 その5 細部の塗分け、フィギュアの準備
2010年1月8日
Category : AFV ドイツTags : 8.8cmPak438.8cm砲
細部の塗り分け
道半ばのインテリアの制作がなかなか進まない中、次々とアフターパーツを購入し、ますます完成が遠のくシュトゥルムティーガーをよそに、こちらヤクパン砲は着々と完成に向けて進み始めました。
実は仕事の合間に10分程度筆を持ってチョイチョイと細部の塗り分けをするのがいい息抜きになったりして、そんなのを3日も続ければ、ホレこの通りです。新品のヤクパン砲のできあがりです。タイヤの黒が美しいですね。
ウオッシング
続いてウオッシング兼墨入れです。ウオッシングはエナメルを使うのですが、細かなパーツの多い大砲は壊さないように気をつかいます。そりゃもう、ドキドキです。
フェンダーの上以外はほとんど拭き取りが不可能なので、最初から拭き取りがいらないくらい薄めの塗料を使いました。最後にボルトの周囲だけは濃いめのウオッシング液を垂らしてメリハリを付けます。
砲はリンバーほどゴチャゴチャしていませんおで、墨があまり目立ちませんね。もう少し濃くても良かったかもしれませんが、まぁ、これくらいでもいいでしょう。
通常の野砲は砲身がレールの上をスライドして駐退するのですが、この戦車砲ではシリンダー状の砲架を砲身がスライドするため、砲身の下にレールがありません。それだけでもずいぶんとシンプルな感じがします。
ドライブラシ
ウオッシングが乾いたら次はドライブラシです。基本色に合わせてエナメルのダークイエローとデザートイエローを混ぜて調色します。そこから白を混ぜながら3段階のドライブラシを施しました。
筆でこする時に注意はしたのですが、ウオッシングで弱くなったパーツが2つほどもげてしまいました。まぁ、これも良くある事ですから、想定の範囲内です…と、強がる。
フィギュアの準備
以前他の作品に使ったパイパー戦闘団のフィギュアセットの余りのフィギュアを使いました。コートを着て書類のボードを持っている兵士がそれです。これで残りは黒服に迷彩ズボンの戦車兵だけですが、こちらも近いうちにどこかで使って在庫減らしに貢献してもらいましょう。
これはコートの兵士を下から見た図です。兵士のコートだからいいようなものの、スカートならエロジジイ呼ばわりも避けられません。
キットでは左のようにコートの中が埋まってしまっています。これをハンドリューターに付けたバードリルでゴリゴリと削ります。たしかにたいして見えはしないのですが、まぁ、気分の問題ですね。
ヘッドはホーネットのヘッドに交換してあります。別にドラゴンのヘッドが気に入らなかった訳じゃなくて、長いお手つき在庫生活の中で紛失してしまったからです(+_+)\バキッ!
急造の新型対戦車砲をしげしげと眺める若手将校です。やっつけ仕事のようなシンプルな砲架なのですが、低く強そうなシルエットが頼もしげです。でも防弾版が無いのでチョッとヤだな…ってとこですかね。
(全作品完成まで あと69)
関連するコンテンツ
作品No.190の記事一覧
- ドイツ・8.8cm対戦車砲Pak43/3 Op.190 制作開始 (2010年1月2日)
- 8.8cm対戦車砲Pak43/3 その2 砲架の組立て (2010年1月3日)
- 8.8cm対戦車砲Pak43/3 その3 リンバーの組立て(前だけ) (2010年1月4日)
- 8.8cm対戦車砲Pak43/3 その4 組立て完了、塗装 (2010年1月5日)
- 8.8cm対戦車砲Pak43/3 その5 細部の塗分け、フィギュアの準備 (2010年1月8日)
- 8.8cm対戦車砲Pak43/3 その6 組立てとデカール貼り (2010年1月12日)
- ドイツ・8.8cm対戦車砲Pak43/3 その7 完成!! (2010年1月13日)
コメントを残す