T-34/76 1940年型 その5 ウエザリング
2010年3月24日
Category : AFV ソビエト連邦Tags : T-34
ウオッシング
エナメルでウオッシングします。今回は少し薄く作りすぎてしまったので、拭き取りはほとんどありません。その代わり後から雨だれのスジをいれなければなりません。雨だれのスジはどっちみち追加で入れますから、多いか少ないかだけで、たいした違いじゃありません。
ウオッシングをすることによって、ラウンドバードリルで付けた圧延鋼板のあれが見えてきました。やっぱり圧延鋼板の表現はラウンドバードリルに限りますね。パテではこうはいきません。
続いて雨だれの跡をつけながら、ついでにリベットの周囲や溝に油彩で墨を入れていきます。墨はセピアですが、雨だれの跡はセピアやローアンバーを適当に使い分けたり混ぜたりしています。
単色の戦車ですし、デカールなどのマーキングも無く、さらにOVMもあまり付いていないT-34です。緑の表面が単調にならないようにしないとね。
ピグメント
MIGピグメント、ミリタリーピグメントを使って泥汚れを再現します。作業はいつもの手順で、アクリル溶剤でゆるめに溶いたピグメントを塗りつけ、その上から色の違うピグメントを2色ほどまぶします。
さらにその上から溶剤を垂らしてぼかしたり、筆でこすってぼかしたり、さらに粉を撒いたりして表情を付けます。T-34は転輪がものすごく大きいので、車体側面は少ししか見えません(パンターやティガーよりは見えますけどね)。ですからそれほど一生懸命塗りたくってもしかたがありませんけどね。
ピグメントを溶いたついでに足回りにも塗りつけておきました。こちらは粉を撒いただけで乾燥させていますので、仕上げはこれからです。
削り落としたり、机の上に敷いた汚れ防止の敷紙の上にたまったピグメントはさまざまな茶色が混ざって中間の色になっています。これは全部回収して次回の泥のベースとして再利用します。ピグメントは高価ですからね。捨てるのはもったいない、もったいない…
(全作品完成まで あと66)
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