ジンベエザメ その4 表面処理
2010年3月21日
表面処理は続くよどこまでも…
『この世に永遠なんてないのさ。』なんて言ったやつにやらせてあげたいこの作業。もしこの世に永遠という物があるとしたら、それはジンベエザメキットの表面処理さ…と言いたい私。
この写真は1度目のサンディングの後です。このときはその後に続く苦労のことなどさほど思ってもいませんでした。
そしてもう一度サフを吹きます。予想通り小さな傷やらなにやらがいたるところに。こんな物は想定の範囲内さとばかりに鼻歌交じりでパテを塗りつけていきました。
子供たちからはカビだらけの魚みたい…と陰口をたたかれながらも、今にテカテカになるぞと大いなる希望に溢れていました。
しかし…
さらにサンディングを行い、サフを吹き付けてみると…
オ~マイガッ!!
全然傷が減ってないぜ!!なんてこったい。
しかしこれも想定の範囲内です。これくらいでめげる根生さんじゃありません。
ふたたびパテの蓋を開け、今度は黙々と傷にパテを塗ります。いつしか鼻歌は消えていました…
サンディングの後、さらにパテを塗り…
またサンディング、またパテ…
大きな傷が消えると次に小さな傷が目立ってくるのかと思いきや、今まで傷が無かった場所にまた傷が…
こりゃキリがありません。
終わりの時
旅人に尋ねてみた どこまで行くのかいと いつになれば終えるのかと~♪
旅人は答えた 終わりなどはないさ 終わらせることはできるけど~♪ポルノグラフィティ(作詞:ハルイチ) アゲハ蝶 より
てなわけで、ここらで手を打つことにしました。 小さな傷は至る所にあるのですが、全体の表面はすでにツルツルです。これ以上やると元々のジンベイザメの皮膚のテクスチャ(なのか?)も無くなって、工業製品のようになってしまいますからね。
まぁ、表面には模様が入りますから、おそらく小さな傷は目立たないでしょう。タブン…
そうだといいな…といつになく少し弱気…
オマケ
ついでにオマケのコバンザメにもサフを吹きました。コバンザメはオマケとはいえ、大型の海洋生物には標準装備ともいえる存在で、このあたりキッチリと付けてくれるHAFの心意気はみごとです。
フィギュアを付けてくれないド○ゴ○とかA○○ク○○なんかには見習って欲しいですね。タミヤやタスカには絶対つきますよ。
よく見ると小さな気泡が…
そんなものどこにあるんですか?私には見えません…(+_+)\バキッ!
さらについでのついでに、例の戦車兵の右腕にもサフを吹きます。デューロパテで肘を造形してありますから、サフを吹かないとアメリカーナは塗れませんからね。
全身を塗り替えるつもりはありませんから、右腕以外はしっかりとマスキングです。
(全作品完成まで あと66)
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