ジンベエザメ Rhincodon typus その7 完成!!
2010年3月27日
修復塗装とクリア吹き
壊れて修復した部分を塗装しなおしました。やっぱり大変なので全塗装は止めにして、部分的に補修です。こんな細かい柄ですから、けっこうこれでいけちゃいました。
作業部屋へ通じる道筋はドア確実に閉め、猫の進入を徹底的に排除します。二度と悲劇は繰り返してはいけません。次にやられた時には燻さんからMG34を借りて我が家のミニタイガーに報復です。MPでは許してやりません(怒)。
半日おいて、ツヤ有りクリアを吹きます。ツヤ有りクリアはGXのスーパークリアツヤありです。なんとあざやかな発色と描かれています。クリアがあざやかに発色されてもねぇ…、って下地の色が鮮やかに出るって意味ですね。さらに強い塗膜というのもいいですね。しかも18mlも入って(レギュラーサイズは10ml)値段は2割ほど高いだけですからお買い得です。
クリアーをたっぷりと吹いてから今度は一晩おき、表面を#2000のペーパー、細目コンパウンド、仕上げコンパウンドと研磨していきました。ウレタンクリアにはかなわないものの、通常のクリアよりは良い感じです。用途によって使い分けできそうですね。ウレタンは高いですからね。
お~、テッカッテカです♪
サメは鮫肌でザラザラなのでしょうが、水の中ですから塗れてテカテカをイメージしています。ジンベエザメ本来のツヤじゃないです。
完成!!
やっと完成です。再現が難しかったジンベエザメの色も模様も自分なりになんとか及第点です。斑点の数は胴体部分でやや、頭ではかなり少ないのですが、この辺が限界です。ハンドピースさばきの良い練習になりました。これで次はモットリングに挑戦する勇気が沸いてきました。
コバンザメもちゃんと付いています。 コバンザメを初めとする大型魚類に貼り付いている魚たちはおなかの下で群れをなしている写真が多い感じがしたので、2匹をくっつけてみました。
現在はまだ両面テープで貼り付いているだけですが、最終的には瞬着とかで固定した方がよさそうです。
完成間際に猫に襲われてフカヒレがもげた時にはどうなることかと思いましたが、なんとか1日遅れで完成させることができました。現存する生物で、珍しいとはいえこの目で見たこともあり、資料にも事欠かないはずなのですが…生き物ゆえにそれぞれの個体に個性があり、らしさをつかむのに苦労しました。さらに私のハンドピースさばきの限界を超える要求に、斑点の数も1/35に…
hirozさんからこのキットをいただいてから今日で797日が経過していました。すでに2年を超えていたんですね。作りたいと思いながらもなかなか手が出なかったのは、完成させる自信が無かったからです。でも作って良かったですね。ずいぶんといろいろと勉強になりました。たまにはこういったキットもいいですね。hirozさん、次回作、楽しみにしてますよ♪
(全作品完成まで あと64)
コメントを残す