スーパーマリン・スピットファイアMk.9c Op.200 制作開始
2010年3月28日
Category : 飛行機Tags : イギリス空軍スピットファイア
記念すべき200作品目
プラモ日記も開設してまもなく5年、そして完成させたキットは前作のジンベエザメで199を数えます。ということは次はいよいよ大台の200作品目と言うことになります。
最初のキリ番の50は1周年ということもあり、あのヴィットマンがヴィレルボカージュで大活躍した時のティガー1型戦車でした。
続く100作目はシャー専用ザクです。初めて作ったガンプラでした。150作目はうっかり通過してしまったので(オイオイ)、なんとT-34に乗っている歩兵のフィギュアたちです。これにはチョッとビックリです。次はちゃんとコントロールしなくては…
ということで、綿密に作戦を立て(ウソ)、記念すべき200作品にふさわしい高価な(そこかよ)キットをチョイスしました。タミヤの1/32 スーパーマリン スピットファイア Mk.9c です。9はIXと書くのですが、ローマ数字はネットでは御法度ですから(Macなどで文字化けします)、9と書きます。
このキット、至る所に工夫が凝らしてあり、ペラペラに成形されたエンジンカウルが取り外しができたりします。コクピットもすばらしい出来ですし、なによりも機体のモールドも美しいのひとことです。タミヤの技術をもってすればこんなすばらしいキットになるんですね。
スピットファイアは傑作エンジンのロールスロイス・マーリンエンジンを搭載したイギリスの戦闘機で、その卓越した先進性のある設計は強さと軽さを併せ持ち、さらにほれぼれするほどの美しい機体となっています。私はこの流れるような機体のラインと豊かな楕円形の主翼が大好きです。なんともキレイじゃないですか。
バトルオブブリテンの立役者であり、時の英国首相のチャーチルに「かくも少人数の人によって、かくも大勢の人々が守られたことは、人類の歴史上かつて無かった」といわしめた、イギリス空軍の英雄達の愛機なのです。
キットがあまりにすばらしい上、飛行機の事はあまりよく知らない私ですから、ほぼ素組みになるのでしょうが、前に作ったタミヤの1/32の零戦も大変すばらしいキットでしたので、キットに助けられて200作品にふさわしい完成を目指したいと思っています。
コクピットの組み立て
飛行機キットはおなかの中に詰め込むコクピットを一番最初に作ります。今回はタミヤのキットと言うことで塗装指示もタミヤカラーの番号です。久々にタミヤカラーを多用することになりそうです。
タミヤの水性アクリルもタミヤから最近発売になったリターダーを使えばエアブラシでも非常に安定して吹けます。Mr.カラーに比べて濃度の許容範囲も狭かったのが是正されて、扱いが良くなりました。ただし、ちょっぴり乾燥に時間がかかりますけどね。
機体の内部はタミヤ水性アクリルの#71コクピット色(日本海軍)です。零戦と同じ色なんですね。偶然なのか、それとも何か理由でもあるんですかね?
メーターパネルは透明の計器板の裏側からデカールを貼ります。細部の塗装の指示も細かくなされており、資料をにらめっこしながら色を想像する必要もありません。説明書の指示だけでここまでできます。さすがはタミヤです。
操縦桿や座席を取り付けます。操縦桿にはエッチングパーツのブレーキレバーが付いて、メチャクチャ精密です。しかもちゃんと前後に動きます。これが後で大変に役に立つことになりました。
フィギュアの組み立て
フィギュアも立ち姿のパイロットと、フル装備を着装してコクピットに座るパイロットの2体がつきます。コクピットのパイロットは後から乗せることができませんから(タブン)、ここで作っておくことになります。
ここで可動式の操縦桿が大活躍です。なんと手の位置さえ合わせておけば、正確に握らせることができるばかりか、この状態でフィギュアを降ろすこともできるのです。これならば腕だけを別に塗る必要はありませんよね。あわよくば完成後も降ろせないかとも思ったのですが、この後の行程でシートベルトを付けちゃう為に降ろすことはできなくなります。残念ですが、さすがにシートベルトを脱着式に改造することは不可能です・・・やっぱり・・・
立ち姿のフィギュアは別にいつ作ってもいいのですが、この際ですから、一緒に作ってしまいました。 基本的には同じ服を着ている訳ですからね。同じ色で塗るので、2体一緒の方が効率が良くなります。
(全作品完成まで あと69)
明日、明後日と家族で金沢に旅行に行ってきます。なんと雪が降るような寒さだそうで、ちょっとビビッています。それでプラモ日記は明日はお休みになるのかな…
一応iPoneにココログ投稿用のアプリを入れて見たので、何かアップするかもしれません。でもプラモとは全然関係ない話題でしょうけどね(笑)
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