Sd.kfz.250/1ノイ その7 ウエザリングと足まわりの組立て
2010年5月5日
Category : AFV ドイツTags : Sd.kfz.250
ツヤの統一と細部の塗り分け
昨日はプラモ合宿で遅くまで出ていた上、さらにモチベーション上がりまくりで作るだけ作って寝てしまったので、2日分の制作記の更新となります。
デカールの保護とツヤの統一を兼ねてツヤ消しクリアを吹きます。ここでマスキングを剥がします。クリアが乾いたら細部の塗り分けをします。OVMはホンのちょっぴりですからたいした手間はありません。これでピカピカの250/1ができあがりました。
ウオッシングとドライブラシ
プラモ合宿でマイスターみずのさんのウオッシングを見たので、その記憶が新鮮なうちに実際にやってみます。といってももともとあんまり違ってなかったんですけどね。
違いはウオッシングの塗料の濃さが私の2倍ほどもありました。その代わり非常に少ない面積(250なら装甲板1枚程度)を塗っては、乾く前にほとんど溶剤を染ませた綿棒で拭き取ってしまうことです。たしかにこれなら少々濃いウオッシング液でもキレイに拭き取れます。しかもちゃんと隅っこには濃く残るので、非常にメリハリの効いたキレイなウオッシングとなっていました。
私の場合はその後から雨だれ跡を面相筆で加えますから、やっぱり薄汚れますけどね。それが根生流ですからイインデス。
ドライブラシは最近ではあまりはやらない技法なのですが、私は欠かさず行います。それもオレ流ですからね。今回は自家製ダークイエローに近い色(まったく同じじゃなくても全然大丈夫です)をエナメルで作り、白をくわえながら、ほぼ白まで4段階行いました。
ここからが今日の作業
妻の実家の多度から戻って作業再開です。もうプラモ熱に火が付いてますからね。もうだれも止められません(笑)。
スポンジでチッピングを入れ、さらにピグメントで泥汚れを付けます。250は千鳥配列の大型転輪ですから、車体側面はほとんど見えませんから、本当は適当に済ませてもいいのですが、せっかく可動式履帯を後はめにしていますから、ついついやっちゃいました。
履帯の泥汚れ
履帯は今回はダークアイアンで塗っています。その上からアルカリ溶剤で溶いたピグメントを泥上にして塗りつけてあります。履帯の転輪と接する側はもう少し薄めで塗ってあります。ほとんど剥がしてしまうので、薄くてもいいんですね。
転輪側は堅めの筆でこすり取ります。すると下塗りのダークアイアンも磨かれて金属光沢があらわれます。接地側は今回はほとんどピグメントを丸残しです。履帯の奥にこびりついている感じにしました。ただし接地用のゴムパッド部分は綿棒に溶剤を染ませてピグメントを拭き取ってあります。250や251(ケッテンクラートも)の接地部分はゴムですから銀ブラシをしてはいけません。昔何も知らなかった頃はやってました(^^;)
履帯の取り付け
転輪は全て接着し、誘導輪のアームと起動輪は差し込むだけで履帯を巻き付けます。可動式の履帯ですから簡単に巻き付きます。最後に誘導輪のアームの角度を調節して張り具合を調整するのですが、結局一番緩い状態で接着しました。最後に起動輪を接着し回転しないようにします。
さぁ、もう少しで完成です。明日に車輌はフィニッシュですね。
(全作品完成まで あと73) ← 2個増えた(汗)
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