3号戦車J極初期型 その3 追加工作
2010年5月25日
砲塔内部の塗装と砲塔の組み立て
砲塔を組み立てる前に内部を塗装します。ガイアのインテリアカラーを吹き付けた後、細部を塗り分け、ウオッシングをしておきます。押し出しピンの跡なんかはそのまま未処理なので、別にウオッシングまでしなくてもかまわないんですけどね。
砲塔の上下を接着します。パーツの合いはとても良いのですが、一箇所だけほんのチョッピリ隙間があいてしまいました。たいしたことはないのでこのまま放置でもいいのでしょうが、ヒートペンを使って溶接部分をつないでおきました。
ディテールアップ
キットに付属のエッチングパーツを見ていたら、直接照準器が入っていました。説明書にはプラパーツで指示があるのですが、せっかくなのでエッチングパーツで置き換えてみました。
これはフェンダーの留め具でして、やはりエッチングパーツで再現されています。説明書には取り付け位置だけが示されていて、取り付け方は良くわからなかったのですが、アハパンを見ていて、先のフックがフェンダーのパーツに引っかかることがわかったので、付け直しました。
リアのフックも同様にどこかにひっかかるのでしょうが、フックの引っかかりそうな場所にそれらしい金具のモールドがないので、そのままぶら下げてあります。アハパンを見てもよくわかりません。
フェンダーの上にはライトコードを追加しました。車幅表示灯とホーン(右側はノテックライトと車幅表示灯)のコードは途中までパイプの中を通ってきて最後に分かれるようになっています。
パイプ部分は太いソフトワイヤーで、コード部分は細いソフトワイヤーで作りました。パイプをフェンダーに留めている留め具は細切りマスキングテープ2枚重ねと輪切りのプラ棒0.4mmです。
エンジンデッキの上の牽引ロープの留め具には蝶ねじがつきます。説明書には書かれていませんが、キットには蝶ねじが付いてきているので、これを取り付けます。
エンジンデッキの端っこのコーナー部分は2つのネジで留められており、片方がボルトで片方は蝶ねじです。どちらが蝶ねじなのかわからなかったので資料を調べ、内側のネジが蝶ねじとわかりました。それにしてもこれだけ拡大しても蝶ねじに換えたことがあまりわかりませんね。むなしい努力なのでしょうか…
牽引フックの留め具の脱落防止用のチェーンを作ります。0.15mmの銅線をよじり、ペンチでつぶしてなんちゃってチェーンにします。
泥汚れ
最後に重曹を水溶きボンドで練って泥汚れの再現です。これはサフを吹く前に塗っておくので、しっかりと固定されます。
今回はあまりこってりとは汚しませんでした。想定している時期が初夏ですから、東部戦線でも地面は乾燥しているはずですからね(タブン)。
追加工作完了
これにて組み立て完了です。 ですが、塗装に入る前にもう少し寝かせることにします。塗装色を検討してからじっくりととりかかります・・・って言うほどたいしたことはありませんけどね。実はジャーマングレーを切らしてまして(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと71)
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