水陸両用牽引車(LWS)後期型 その5 サフ吹き、影吹き
2010年6月4日
緩衝材(って言うのですか?)の取り付け
船の周囲に付いている緩衝材(って言うのですか?)を取り付けます。私か購入したキットは限定版で、レジン製の緩衝材がオマケで入っています。プロのモデラーの方々は雑誌の作例などで自作されていますが、素人の私にはオマケが一番です♪
レジンウオッシュに30分ほど浸した後、今度は中性洗剤に30分ほど浸し、最後はぬるま湯で洗い流しました。
多少変形しているパーツがあったので、熱湯につけてまっすぐに直してやりました。レジンってわりと簡単に柔らかくなるんですね。
そのまま連結すると多少長さが合わないところが出てくるので、予備で入っていたパーツを切り刻んで長さを調節しました。緩衝材を固定しているロープと船体の留め具の位置が合っていないと変ですからね。ほんのチョッピリ苦労しました。一から自作の方の事を思えばね~
接合部分に少しだけ隙間が空くところができたので、そこはエポパテで埋めて、それらしく造形しました。また船体から浮いてしまった部分は止めているロープをエポパテで延長してみました。とにかくつじつまだけは合わせたつもりです。
サフ吹き
履帯のことはさらに先送りしてサフを吹きます。船体が大きいだけにサフは大量に使います。こんなにざっくりとしか吹いていないのに、クレオスのサフを1/3ほど使ってしまいました(汗)。
履帯の取り付けはいくつかの作戦の候補が挙がっていますが、どれも決定には至ってません。五月末までに決着なんて言わなくてよかったです。もしそうなら引責辞任ですからね(+_+)\バキッ!
影吹き
サフを吹いてから半日おいて、今度は影吹きです。ひっくり返したり、キャビンを外したりして奥までしっかりと吹いておきます。ただスクリューがある当たりはやっぱりどうしても奥までキレイに吹くのは大変ですね。それとあの煙突風のダクトの中もです…
そうそう、書き忘れましたが、サフも影色も今回はリターダー入の溶剤で溶いてます。失敗は繰り返しません。
私はこのLWSの後期型はアフリカには行っていないと思っていたのですが、ジャーマンタンクスに載っている写真の後期型はアフリカでイギリス軍に捕獲された車輌でして、キットの箱絵でもズバリそのシーンが描かれています。
で、問題はここからでして。そのジャーマンタンクスの写真を見ると、船体には浮いたサビが見られるにも関わらず、船体の塗装はキレイなサンド一色です。よくあるアフリカ塗り(剥げたサンドの下からジャーマングレーが見える)って感じじゃありません。
そこで今回はアフリカ塗りはせずに、前面ダークイエロー一色にするつもりです。そのためにも影吹きをしたということです。
さらにちなみに、キットにデカールが入っている234とう車番はイギリス軍が識別の為に記入したものです。ということはドイツ軍が運用している所を作るには、この番号は貼ってはいけないということですね。
(全作品完成まで あと71)
関連するコンテンツ
作品No.209の記事一覧
- ドイツ・水陸両用牽引車(LWS)後期型 Op.209 制作開始 (2010年5月29日)
- 水陸両用牽引車(LWS)後期型 その2 船体の組立て (2010年5月30日)
- 水陸両用牽引車(LWS)後期型 その3 キャビン内部の塗装 (2010年6月2日)
- 水陸両用牽引車(LWS)後期型 その4 組立て完了 (2010年6月3日)
- 水陸両用牽引車(LWS)後期型 その5 サフ吹き、影吹き (2010年6月4日)
- 水陸両用牽引車(LWS) その6 履帯の制作とフィギュアの塗装 (2010年6月6日)
- 水陸両用牽引車(LWS)後期型 その7 ウオッシングと錨のロープ (2010年6月9日)
- ドイツ・水陸両用牽引車(LWS)後期型 その8 完成!! (2010年6月10日)
コメントを残す