チャーチル・クロコダイル その7 塗装
2010年7月5日
Category : AFV イギリスTags : チャーチル
重曹で泥汚れ
いよいよ塗装・・・という前に、 重曹と水溶きボンドで泥汚れを付けておきます。これをするだけでピグメントの使用量が激減するのと、泥の固まりもしっかりと定着するのでお気に入りです。
チャーチルのように車体の周囲を履帯が巻いているような形の場合、巻き上げた泥が車体の上に上がるために泥だらけになります。チャーチルでは後ろのフェンダーに泥かきが付いているのですが、実車の写真をみても泥だらけです。特にフェンダーのない初期の型ではひどいものですね。
こんなふうに起動輪の後ろの穴からは泥が大量に落ちてきているのが写真で確認できます。未塗装の重曹だと白くて雪みたいですね。
サフ吹き
重曹ごとサフで固めてしまいます。 AFVの場合あまり全面にサフを吹くことはないのですが、このキットでは成形色が黒っぽいので影吹きの効果が出やすくするために全体にサフを吹きました。
チャーチルはただでさえ大きな車体なのですが、さらにトレーラーまでありますから、サフは大量に必要でした。
影吹き
せっかくの梅雨の合間の晴れ間です、じゃんじゃん塗装を進めていきます。サフが乾いたら次は影吹きです。ついでに履帯も同じ色で塗っちゃいます。履帯は軟質プラ製ですが、タミヤの軟質プラは塗装ができます。それでも大事をとってソフト99のバンパープライマーを吹き付けてから塗装しました。
影吹きはいつもの自家製チャコールグレーです。マホガニーとタイやブラックを1対1で混ぜ、そこにフラットベースを入れるのですが、他の2色の半分も混ぜれば十分なようです。いつもは1瓶まるごと入れていましたが、ちょいと入れすぎでしたね。
基本塗装
影吹きがほんのりと残ることを意識しながら基本色を吹き付けます。使った塗料は零戦用の濃緑色です。瓶生ですが、これでも結構イギリス戦車っぽくなります。
車体の下半身や泥汚れがたくさん付いている箇所にフラットアースを吹き付けました。これが汚れのベースとなります。今回はこのフラットアースさんに大活躍をしてもらう予定です。最近モケモケ界隈で出回っているアレを使ってね・・・
(全作品完成まで あと77)
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