チャーチル・クロコダイル その9 ウエザリング
2010年7月16日
Category : AFV イギリスTags : チャーチル
ウエザリング
「自分でピグメントが作れる粉」を使って作ったピグメントの泥を使って汚しをします。乾くと固まってしまい、粉にするのが難儀なようなので、固めないように保管していました。マクドナルドのサラダの容器が大活躍です。
何しろコストが安いのでたっぷりと塗っても大丈夫です。しかもカチカチに固まりますから、キッチリと定着します。これはピグメントを溶かして作った泥よりも使えますね。このフェンダーから漏れてきている泥も指でこすったくらいではまったく剥がれません。指も赤くなりません。
tomboy07さんがコメントしていただいたように、チャーチル戦車ではこの場所に思いっきり泥がたまります。戦場の写真を見るとここに草が挟まって、まるで脱穀機のようです。
チャーチルの初期の型(Mk.1とか2)ではフェンダーが無かったためにここに泥がたまることはなかったのですが、その代わり車体全体が泥だらけでした。履帯が車体の上を通る構造ではしかたがないことなんでしょうね。こんな汚い戦車見たことがないというほど汚れます。チャーチル=泥だらけ ですね。
トレーラーも同様に汚します。タイヤに詰まった泥の表現はとても簡単で、自家製のピ作粉泥を塗りつけて、表面をティッシュで拭き取るだけです。 これ以上のお手軽はありません。
車体にも泥を塗りつけます。車体の泥は乾いたら少しこすったり、アルカリ溶剤でにじませたりしました。これはいつもの行程です。ですが、ピ作粉の泥は固まると定着が非常に良いので、溶剤を垂らした程度ではにじみません。多少こすってやる必要がありました。もうすこし要領をつかむ必要がありそうですね。
土埃
土埃はMIGピグメントのヨーロピアンアースをアルカリ溶剤で薄く溶いてコーナーに流し込みます。広がりすぎた分は乾いてからタミヤの極細綿棒に溶剤を付けて拭き取りました。
本当はここでピ作粉で作ったフラットアースのピグメントを使いたかったのですが、カチカチでは使えません。それにしても、粉の分量が間違っていたんでしょうかね・・・???
まぁ、なにはともあれ、ピ作粉で作った泥は定着が非常に良いので、泥だらけにしても乾燥後にピグメントが剥がれてくることはなさそうです。これで安心して唐揚げや枝豆と一緒に居酒屋のテーブルに並べられます。
後はフィギュアを作るだけですね。あ~、モケ盆が待ち遠しい~♪
(全作品完成まで あと79)
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