ドイツ・4号架橋戦車D型 Op.214 制作開始
2010年7月4日
天気の読み違いから・・・
昨日の土曜日は一日末娘をつれてプールへ行ったりと家族サービス。ここ半年スイミングスクールで平泳ぎの検定が合格しないのが気になるのか、競泳用のプールではひたすら平泳ぎの練習をしていました。でも大半は流水プールかスライダーですけどね。そりゃ小学3年生ですからね。
で、今日は家族サービスから解放されてプラモとなったのですが、実はこんないい天気になるとは思っていなかったので、戦車の組み立てを予定していました。はやぶさもチャーチル・クロコダイルも塗装待ち状態なので、いい天気の日を選びたいですよね。最近エアブラシに水がたまってきましたから。でもまさかこんないい天気になるとはね・・・
そんなわけで天気がぐずついていた午前中から作り始めてしまったのがコレです。ずいぶん前にモケモケのバーゲンの半額セールで購入したトランペッターの4号架橋戦車です。
4号戦車のC型とかD型をベースに橋を背負った架橋戦車として改造されたのが4号架橋戦車で、キットでは数の少ないD型ベースで再現されています。また架橋部分はクルップ社とマジルス社が開発しており、キットではクルップ版が再現されています。
4号戦車とは言え上に乗っている橋がかなり大型のため、完成後はかなりの大型作品になります。戦闘車両ではないのですが、なかなかカッコいいですね。こんな変わり種が3000円チョイ(半額セールですから)で買えたのですからラッキーです。
実はトラペはさまざまな4号戦車の派生型を出しているのですが、砲塔付きの4号戦車は出してないんですよね。変なメーカー。ちなみに、砲塔は列車に乗せて、列車砲としているので金型は持ってるんですよね。ますます変ですよね(笑)。
足回りの組み立て
途中天気がよくなってきたので、チャーチル・クロコダイルの塗装をしていたとはいえ、一日プラモをいじってるとかなり進みますね。午前中には足回りがすっかり完成していました。
多少バリがあって誘導輪や起動輪の整形には手間取りましたが、特に問題はありません。サスペンションはなんと可動式です。でも固定しちゃいますけどね。
転輪は軸穴にバリがあってちょっと渋かったのでリューターで穴をキレイに整えました。スコスコにしておかないとロコ組の履帯を外すのが難儀ですからね。備えあれば憂いなしです。
インテリア
このキットには運転席まわりのインテリアが付属してきます。この写真以外にも無線機やメーター等が含まれています。トラペはインテリアが好きですね。
ただ残念なことにこの後ろ側はがらんどうです。ですから天板を外して中を見せるようにはとてもできません。まぁ、橋があるのでどっちみち無理っぽいですが・・・
前の点検用のふたを外してみるとこれくらい覗くことができます。この程度のためにインテリアを馬鹿正直に作るのも何ですし・・・意味もなく点検のふたを開けているのも間抜けな気がしますよね。
そんなわけで、組み立てたインテリアはそっくり取り出して、何か別のところで使うことにします。別にあてがあるわけじゃないですけどね(笑)。
フェンダー
このキットには大量のエッチングパーツが含まれています。そしてその大半がフェンダーです。せっかくなので組み立ててみました。これには結構時間がかかったんですよね。
ところが作っているうちになんだか違和感を感じます。プラ製のパーツと並べてみると明らかに幅が広いのです。 凸凹になっている部分が広いようです。どちらが正しいのか、ドラゴンとかタミヤのキットと比べてみたのですが、どうやらプラ製パーツの幅が正解で(これでもタミヤやドラゴンよりも少しだけ広い・・・)、エッチングパーツはチトかっこわるいと言うことがわかりました。
写真には写っていませんが、このフェンダーの裏側にはフレームがありまして、フレームは強度確保のためにハンダ付けまでしたんですよ・・・
それでもこの後の工作もエッチングのフェンダーはかなり大変で、しかもそのあげくが変な幅ではやってられません。そこでフェンダー本体はプラパーツ、細かな部品はエッチングパーツとハイブリッドフェンダーで行くことにしました。
エッチング用のフェンダーには跳ね上げようのバネとそれを留めるピンが付属します。これをプラパーツに穴を開けて固定しました。いや~、カッコイイ♪
そのた金型の抜きの関係で省略されているモールドもエッチングパーツを貼り付けて再現できました。
後ろの跳ね上げバネはピンを埋める穴を開けるだけの幅がなかったので、0.75mmのプラ棒でピンを作り、そこにバネを通し、ピンの頭は1mmのプラ棒のスライスで再現しました。キット付属の真鍮製のピンは軸の径が0.8mmで頭が1mm程度ですから、ほぼジャストサイズです。
履帯の組み立て
実は写真を取り忘れているだけで、すでに完成しているのが履帯です。いつものようにホイールと一緒に外せるロコ組です。コマ数は説明書の記載では102枚だったのですが、あまりダラダラは好みじゃないので1枚少ない101枚で作りました。
今日、義理の弟が来て、頼んであった例のアクリルケースの完成が今月末か最悪来月にかかってしまうと知らせてくれました。まぁ、しかたがありませんが、最近お手つきキットが増えてきているので、お手つきキット置き場があふれかえっています。
明日は天気が良さそうなので塗装ができそうです。なんとかはやぶさだけでもこの週のうちに完成させたいですね。
(全作品完成まで あと77)
後部の巻き上げ台のステーがなんか嘘くさく思えるんですよね。
仮にエッチングフェンダーを使った場合ステーが泥除けに干渉する感じだし、キットのプラパーツには切り欠きを設けてクリアはしているけどこのままじゃ跳ね上げられないのでは?と思えます。