パンターA後期型 その2 履帯と車体の組立て
2010年8月24日
マジックトラックの組み立て
ドラゴンの組み立て式履帯、マジックトラックを組み立てます。例によってドラゴンのパンターは起動輪の設計ミスで起動輪部分だけ別の履帯パーツを使います。めんどうですね。
履帯は全部で89コマの指定でしたが、実際につないでみると89個まではかなり長く、3コマ抜いて86コマとなりました。 プラモ日記の過去記事を調べてみると、ドラゴンのパンターはどれも87コマでした。別に今回だけパッツンパッツンな仕上がりって訳じゃないのにね。まさか、この暑さで・・・いや、それはない・・・
塗装の手間を考えて取り外せるように組んであります。いわゆるロコ組ですね。千鳥配列の転輪のうち、一番外側は未接着です。こうするとさらに塗装が楽になりますからね。
パンターやティガーのような幅広の履帯は組み立てやすいのでマジックトラックの練習にはピッタリです。もっとも一コマがさらに大きいソ連の戦車はもっと練習にピッタリですけどね。
車体の組み立て
パンターA型はコーティングは必要になるので、まず最初に車体の上下を接着してしまいます。ですがその前に、今回はフィギュア4体を乗せる計画ですから、運転席と無線手席にフィギュアが乗るように床をかさ上げします。 こんな感じで乗ります。
ペリスコープも先に塗装して取り付けておきます。
フィギュアはいつものようにブルタックで固定します。すでにマスキングなどに何度も使ってくたくたになってしまったブルタックを中に仕込みます。ブルタックは中に塗料を含むと、粘着力は変わらないのですが、キレイに剥がれにくくなります。そのためあまり古くなった物はマスキングには向きません。こんなふうに余生を送ってもらいます。
装甲板の端には溶断の痕を付けます。また、省略されている溶接の痕も付けておきます。溶接痕はのばしランナーを貼り付け、それをヒートペンで溶かします。その時のヒートペンの温度はできるだけ低めに設定します。
側面の装甲板の先っぽにはマッドガードを留めるボルトが植わっています。このボルトはパーティングライン上にあるためあまりディテールがよくありません。切り飛ばして0.8mmの六角棒で作ったボルトと交換です。
次(今夜)はいよいよツィンメリットコーティングですね。
(全作品完成まで あと77)
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