ドイツ・5号戦車パンターA後期型 その9 完成!!
2010年9月2日
Category : 完成 AFV ドイツTags : パンター
ウオッシング
ウオッシング、雨だれの跡、墨入れなどを一気に行います。全部エナメルか油彩を使って行っていくので、それぞれの行程の区別はあまりありません。あっちをやったり、こっちをやったりと全体に汚していきます。
今回はあまり濃いウオッシング液を 使うとコーティングに入り込んで真っ黒になってしまうので、コーティング面は拭き取りがいらないくらい薄めでウオッシングしました。平らな面も色が白ですから、ウオッシングの効果は抜群すぎますから、こちらもいつもに比べるとかなり薄めです。
雨だれの跡なんかはかなりはっきりと残っています。実車でも白い車は水垢汚れなんかがよく目立ちますから、白い冬季迷彩の戦車も、冬の終わりには結構薄汚れたと思います。
チッピングはスポンジを使ってコーティングの無い面にだけ付けました。
完成!!
最後に泥汚れと雪汚れ(?)を付けます。泥汚れはMIGピグメントのダークマッドに同じくMIGプロダクションズのアクリルレジンを加えて泥状にしたものを塗りつけました。アクリルレジンを混ぜると固形物として固まってくれるだけじゃなく、ツヤ有りの塗れた泥を表現できます。
さらに上の方はアクリルレジンを入れないピグメントをアクリル溶剤で溶いて塗ってあります。こちらは溶剤が乾燥すると乾いた泥のようになります。
アクリルレジン入りのピグメントだけではツヤが足りなかったので、水性ニスを塗って、ツヤツヤの塗れた泥にしてみました。
雪は水溶きボンドを塗った上から、重曹をこすりつけて塗れた雪としました。結構こんなんでも固定できるのですが、強くこすると取れてしまうので要注意です。
車体下部はこんな調子ですから、ほとんど塗り分ける意味はありませんね。
これにてパンターA後期型の完成です。今までパンターG初期型(作品No.17 2005/7)、パンターD型(作品No.80 2007/3)、パンターF型(作品No.95 2007/9)、パンターG後期型(作品No.120 2008/3)、パンターA初期型(作品No.195 2010/2)と作ってきて、これでパンターのメジャーな型はコンプリートです。まぁ、キットとしてあるのは他にGの最後期型(鋼製転輪)なんてのもありますけどね。
この後はやっぱりパンター2とか後継のE50なんてのを作ってみたいですね。それとヤクパンやケーリアンなんかの派生車輌なんかもいいですね。そうそう、観測車なんてのもありますね。これは在庫を持ってますから、近いうちにね。
(全作品完成まで あと76)
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