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ドイツ・5号戦車パンターA後期型 その9 完成!!

Category : 完成 AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 220-9

ウオッシング

パンターA後期型 ウオッシング

パンターA後期型 ウオッシング

ウオッシング、雨だれの跡、墨入れなどを一気に行います。全部エナメルか油彩を使って行っていくので、それぞれの行程の区別はあまりありません。あっちをやったり、こっちをやったりと全体に汚していきます。

今回はあまり濃いウオッシング液を 使うとコーティングに入り込んで真っ黒になってしまうので、コーティング面は拭き取りがいらないくらい薄めでウオッシングしました。平らな面も色が白ですから、ウオッシングの効果は抜群すぎますから、こちらもいつもに比べるとかなり薄めです。

パンターA後期型 雨だれ跡とチッピング

パンターA後期型 雨だれ跡とチッピング

雨だれの跡なんかはかなりはっきりと残っています。実車でも白い車は水垢汚れなんかがよく目立ちますから、白い冬季迷彩の戦車も、冬の終わりには結構薄汚れたと思います。

チッピングはスポンジを使ってコーティングの無い面にだけ付けました。

完成!!

パンターA後期型 泥汚れと雪

パンターA後期型 泥汚れと雪

最後に泥汚れと雪汚れ(?)を付けます。泥汚れはMIGピグメントのダークマッドに同じくMIGプロダクションズのアクリルレジンを加えて泥状にしたものを塗りつけました。アクリルレジンを混ぜると固形物として固まってくれるだけじゃなく、ツヤ有りの塗れた泥を表現できます。

さらに上の方はアクリルレジンを入れないピグメントをアクリル溶剤で溶いて塗ってあります。こちらは溶剤が乾燥すると乾いた泥のようになります。

アクリルレジン入りのピグメントだけではツヤが足りなかったので、水性ニスを塗って、ツヤツヤの塗れた泥にしてみました。

ドイツ・5号戦車パンターA後期型 1/35 ドラゴン

ドイツ・5号戦車パンターA後期型 1/35 ドラゴン

雪は水溶きボンドを塗った上から、重曹をこすりつけて塗れた雪としました。結構こんなんでも固定できるのですが、強くこすると取れてしまうので要注意です。

車体下部はこんな調子ですから、ほとんど塗り分ける意味はありませんね。

これにてパンターA後期型の完成です。今までパンターG初期型(作品No.17 2005/7)パンターD型(作品No.80 2007/3)パンターF型(作品No.95 2007/9)パンターG後期型(作品No.120 2008/3)パンターA初期型(作品No.195 2010/2)と作ってきて、これでパンターのメジャーな型はコンプリートです。まぁ、キットとしてあるのは他にGの最後期型(鋼製転輪)なんてのもありますけどね。

この後はやっぱりパンター2とか後継のE50なんてのを作ってみたいですね。それとヤクパンやケーリアンなんかの派生車輌なんかもいいですね。そうそう、観測車なんてのもありますね。これは在庫を持ってますから、近いうちにね。

溶けかけた雪の上を行軍するパンターA型です。地面に残ったベタベタの雪が車体や足回りにくっついています。雪は重曹を水溶きボンドで固定してあります。冬も終わりに近づくと、冬季迷彩はかなり剥がれて下地の三色迷彩が見えてきています。白い車体ですから汚れもよく目立ちます。雨だれの跡もわりとはっきりと描きました。足回りは泥状のピグメントにアクリルレジンをいれて塗りつけ、仕上げに水性ニスでつやを出して塗れた感じにしてあります。チッピングはスポンジを使って軽くいれてあります。エンジンデッキの上はかなり冬季迷彩のハゲが進んでいます。チッピングも多めですね。

(全作品完成まで あと76)

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