15cm重歩兵砲sIG33 その2 組立て完了
2011年1月2日
Category : AFV ドイツTags : 15cmsIG33
砲架の組み立て
砲架を組み立てます。大抵の大砲は砲架は左右に開く形をしていますが、このsIG33では並行の板をつないだ箱の形をしています。板には補強のフレームが付いているのですが、そのフレームは別パーツで用意されており、その断面のリベットもきっちりと再現されています。恐るべしAFVクラブです。
車輪の周囲も大変精密にできており、ここまでやるか・・・と思うほどです。正直組み立て易いわけではないのですが、それはパーツがあまりに細かいからで、パーツ自体の合いはなんの問題もなく、また説明書も分かりやすいので、根気よく組み立てを続ければ必ず形になります。
パーツは細部にいたるまで手抜きは一切なしで、小さなリベットの一つ一つが全部の面で再現されています。たいていはインジェクションキットの宿命で、抜きの方向によってはリベットは無視されることが多いのですが、このキットではどこまでも再現されているようです。
砲の組み立て
出来上がった砲架に砲身を載せてみます。砲身を上下に俯仰させればそれに合わせて俯仰制御用のピストンも動作します・・・といいたいところですが、ちょいと接着剤が多かったようで、気がついたら固まってしまいました(涙)。もともとAFVクラブは無理な要求をモデラーにしますから、できないこともありますよね。
照準器には長~い棒がついたタイプを選択しました。家に持ち帰るのにしまえなくなるので、この棒はすぐに取り外しましたけどね。
車輪は木製のホイールにゴムタイヤ、鋼製ホイールにゴムタイヤ、鋼製車輪の3種類が入っていますが、ここは木製のホイールを選択してみました。資源不足のドイツらしくていいでしょ。
タイヤゴムはデザインナイフやヤスリで傷をつけておきました。
防盾の組み立て
続いて防盾を組み立てます。防盾は塗装を考えて接着はしていません。でもパーツの精度がいいので、未接着でもちゃんと収まっています。
防盾の表面にはスコップなどのOVMが付いていますが、留め具のハンドルは省略されています。これは帰宅したらエッチング製のハンドルだけを付けてやることにしましょう。
駐鋤の組み立て
駐鋤を組み立てます。駐鋤とは砲が発射の反動で後ろに下がらないようにするための装置で、このように砲架の後端にとりつけて使います。駐鋤のパーツにはめずらしく見える位置に押出しピンの痕があったので、パテで埋めてあります。
移動をするときは駐鋤はこの位置に固定されます。移動形態か戦闘形態かは選択して組み立てられます。
こうして写真で見ると、ヒケもありますね。ちょうどパテで埋めてある押出しピンの痕の間です。AFVクラブのキットは押出しピンの痕やヒケがかなりあちこちにあって、その修正がなかなか大変なことが多いのですが、今回はそれらが非常に少なく、好感がもてます。
これにて組み立ては完了です。思ったより早くできちゃいました。帰宅は明日の夜を予定していますから、ちょいと時間を持て余してしまいますね。買い物にでも行くかな。
(全作品完成まで あと89)
いつもの恵まれたPC環境と違い、親戚の家に持ち込んだネットブックはおもいっきり非力。Microsoft Office XP に付属してきたフォトエディタで写真を編集するのですが、何をするにもちょいと時間がかかります。まぁ、それもお正月らしくていいのかな・・・
お昼ごはんを食べてから近くの多度大社に行ったのですが、本殿まで続く参拝者の列が長く続いており、恐れをなして参拝せずに帰りました。明日の朝9時ごろにもう一度行くことにします。そんな時間ならたぶん空いているでしょうからね。歩いて10分ほどのところですから、その方が合理的です。
そんなわけで、初詣からはすぐに帰ってきてしまったので、その後組立作業を日の当る縁側で進めたら、なんと組みあがってしまいました。
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