ドイツ・計画駆逐戦車E-10 その11 完成!!
2011年1月28日
Category : 完成 AFV ドイツTags : E-10
ドライブラシ
ドライブラシはエッジを強調するために行います。今回のような大きな柄の3色迷彩の場合、それぞれの色事に明度を変えながらドライブラシを行います。そして最後に白に近いベージュで全体をドライブラシをしました。
OVMの仕上げ
OVMを仕上げます。OVMの金属部分にはメタルカラーのダークアイアンを塗ってあるので、その上からピグメントのライトラストとブラックスモークを混ぜたものを泥状に溶いて塗りつけます。
ピグメントが乾いたら綿棒でこすります。余分なピグメントが取れると同時に下からメタルカラーの金属光沢があらわれます。カッコいいでしょ♪
足まわりの仕上げ
足回りを組み立てます。組み立て前に転輪や起動輪の履帯とすれる所を銀ブラシします。奥の転輪(茶色の転輪)の周囲はガイドホーンとすれるのでここも銀ブラシです。
いつものロコ組みでは、ここまで芸がこまかいことはやりにくいのですが、今回は転輪と履帯がバラバラなので、丁寧に塗り分けることが出来ました。
シュルッツェンをつける前に転輪だけ汚します。泥状にしたピグメントを塗りつけ、その上から明るい色のピグメントと暗い色のピグメントを粉の状態でまぶします。足回りは汚れやすいので、乾いてもあまり剥がさずにそのままにしておきました。
シュルッツェンを瞬間接着剤で貼り付け、こちらもピグメントで汚します。シュルッツェンの汚しは一度塗ったピグメントを堅い筆でぼかしたり、溶剤をたらしてぼかしたり、またまたその上から粉をまぶしたりして表情を出します。なんたってここは目立ちますからね。
完成!!
これにて完成です。こうしてみるとシュルッツェンがない方がカッコいいかも・・・ですね。でもどうせIFの世界なら、強い完全武装のドイツ戦車にしたかったのでこれでいいんです。
実際にはモックアップすら作られることがなかった車輌です。非常に合理的に設計され、他のEシリーズの車輌とパーツを共有していましたから、大量生産向きだったんですね。ノルマンディ上陸作戦が失敗していたら、こんなのがウジャウジャ作られたでしょうね。
Eシリーズ車輌まだ他にE-25、50、75、100があります。25はすでに作っているので、次は50ですかね。どこかでバーゲンしないかな・・・
いろいろと並べてみました。一番左は兄弟車輌のE-25とツーショットです。E-25の主砲はパンターと同じ長砲身の71.5cm砲ですから、迫力がありますね。パッと見の印象はよく似た車輌どうしなのですが、やっぱりサイズが違いますね。あれほど小さく見えたE-25が大きく見えます。
次はタイガー1型と並べてみました。その背の低さが際立ってますよね。車体の天板どころか、フェンダーの高さくらいしかありません。
最後は歩兵と並べてみました。少し前屈みになった歩兵の肩の高さくらいしかありません。この高さってスポーツカーのような背の低い車の高さくらいじゃないでしょうか?やはり比較するものがあるとそのサイズが実感できますね。
(全作品完成まで あと90)
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