計画駆逐戦車E-10 その3 履帯の組立て
2011年1月18日
今日は履帯の組み立てです。キットにはベルト式の履帯と組み立て式の履帯が入っています。しかも従来のドイツ戦車の履帯に似た前期型といかにも新型らしい形をした後期型の選択式ですから、都合4種類も入っていることになります。
トラペの軟質プラのベルト式履帯は瞬間接着剤でも瞬着用プライマーを塗っても接着できませんから、ベルト式は最初から却下です。そしてどうせ作るならやっぱり後期型でしょう・・・ということで、組み立て式の後期型を作りました。それにしても、モックアップすら作られなかった試作車輌に後期型だなんて・・・
ゲートや押し出しピンの跡を処理した履帯のパーツを5個一組で並べておき、これに流し込み接着剤を流しながらつないでいきます。作業はA4サイズのペーパーパレットの上で行います。そうしないと流れた接着剤で履帯が下にくっついちゃうかもしれませんからね。
つなぎ終わったら定規を当ててまっすぐになるようにします。そしてこのままの状態で30分ほど放置します。
接着剤の塗布に10~15分ほどかかっていますから、最初に接着剤を塗ってから45分程度が経過しています。接着部分はかなり堅くなっていますが、その気になればまだ曲げることが出来ます。
履帯の向きに注意しながら(えへへ・・・)ぐるっと巻き付けます。最後の連結は車体の裏側の転輪に当たらない部分で行います。そうなんです、今回はロコ組みじゃないので転輪には貼り付けません。
転輪は非常に抜けやすいのでピットマルチで仮留めしてあります。
起動輪が後ろにあるタイプの戦車では履帯の上が弛みやすいので、ドイツ戦車にしては少し派手めに波打たせます。
フェンダーと転輪の間にティッシュを挟んで形を調節します。このままもう少し硬化するまであと1時間ほどこのまま放置します。
履帯は転輪に貼り付いていませんから、このようにバラバラに分解できます。ちょっと壊れやすいので扱いはドキドキなのですが、塗装は非常にやりやすそうですね。
前回3突で失敗したベルト組みですが、ついに成功しました。組み立てのテクニックがほんのちょっぴり進歩ですね。これって結構うれしいかも♪
(全作品完成まで あと89)
関連するコンテンツ
作品No.238の記事一覧
- ドイツ・計画駆逐戦車E-10 Op.238 制作開始 (2011年1月16日)
- 計画駆逐戦車E-10 その2 車体の組立て (2011年1月17日)
- 計画駆逐戦車E-10 その3 履帯の組立て (2011年1月18日)
- 計画駆逐戦車E-10 その4 組立て完了 (2011年1月19日)
- 計画駆逐戦車E-10 その5 サフ吹き、影吹き (2011年1月20日)
- 計画駆逐戦車E-10 その6 基本塗装と迷彩塗装 (2011年1月22日)
- 計画駆逐戦車E-10 その7 アンブッシュ迷彩 (2011年1月23日)
- 計画駆逐戦車E-10 その8 デカール貼りと履帯の仕上げ (2011年1月24日)
- 計画駆逐戦車E-10 その9 細部の塗分け (2011年1月25日)
- 計画駆逐戦車E-10 その10 ウオッシング (2011年1月27日)
- ドイツ・計画駆逐戦車E-10 その11 完成!! (2011年1月28日)
コメントを残す