計画駆逐戦車E-10 その6 基本塗装と迷彩塗装
2011年1月22日
基本塗装
サフ吹き、影吹きが十分乾いたので、基本塗装です。今回はアンブッシュ迷彩にするつもりなので、基本初期はダークイエローです。大戦末期にはダークイエローの原料(フランス領内で採れる)が不足して基本色はオリーブグリーン → プライマーレッド と変遷していくのですが、もともと存在しなかった計画車輌です。ヒトラーの当初の計画通り、フランスはまだドイツのモノでダークイエローはふんだんに生産できているという仮定で進めます。もうこうなりゃ何でもありです(笑)。
迷彩塗装を施します。クレオスのMr.カラーにはグリーンやブラウンは非常にたくさんの色があります。主に飛行機用のカラーなのですが、これらのうちAFVに使えそうな色はたくさんあります。特にブラウンやグリーンはダークイエローとのなじみをよくするためにダークイエローを混ぜてみたり、スケールエフェクトを考えて白を加えたりするわけですが、それならば最初からそのような色を選べば瓶生で塗装することができるはずです。
グリーンはFS34102チャコールリザード迷彩色、ブラウンはFS30219ベトナム迷彩色を使いました。どちらも半光沢ですからツヤの調整は必要ですが、その作業はいずれにしてもデカールを貼った後で行う予定なので、今回は全身にフラットクリアを吹くだけのことです。
車体の三色迷彩が終わったら、車体の下部をマスキングし、両面テープでシュルッツェンを固定して迷彩塗装を施します。ハンドピースからのエアで、バタバタするので、片側4枚を裏からテープ止めをしてからすればよかったですね。
車体の迷彩パターンは5面全部が説明書に書かれていますが、シュルッツェンは何ら書かれていません。完全に根生オリジナルです。こういった迷彩塗装の補完はかなりセンスを要する作業でして、私が苦手とするところでもあります。相変わらずダサダサです。
反対側の方がまだみられますね。これで三色迷彩は完了なので、次はアンブッシュ迷彩です。
アンブッシュ(待ち伏せ)迷彩は光と影迷彩とも呼ばれており、通常の三色迷彩の上から点々とか、ドーナツ状の模様とかを描き込んだ迷彩塗装です。エアブラシで塗った三色迷彩が乾いたら次は点々描きですね。
(全作品完成まで あと91)
アマゾンからP-51Dの資料本を発送したとメールが来ました。いよいよP-51Dの制作作業も再開できます。E-10もまもなく完成ですからまずまずのタイミングですね。でもP-51Dは1月中の完成はほぼ絶望的ですね。まっ、すこしぐらいの遅刻ならいいですよね。いつものことですから(+_+)\バキッ!
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