計画駆逐戦車E-10 その8 デカール貼りと履帯の仕上げ
2011年1月24日
デカール貼り
どこに貼っていいやら見当も付かないデカールですが、まぁ、ありがちな場所を考えて貼ってみました。師団マークは車体の前後ですから、おおむねこの位置でいいのでしょうが、国籍マークはどうでしょうか?ここじゃ横から見えませんよね。
後ろはこんな感じです。小さめの国籍マークがあったので、隙間に貼ってみました。
師団マークはちょいと目立ちませんね。というか傾いています。サイドの斜めのパネルに引っ張られて地面に対して垂直になりませんでした。そうなんで、今気づきました。いまさら直せません(汗)。
そういえばこの車輌、OVMが少々足りませんね。履帯のテンションを調節する大きなスパナや砲身を掃除するクリーニングロッドなんかもありません。ジャッキはあってもジャッキ台もありませんね。ドラゴンの余剰パーツから持ってきて適当につけてやってもよかったかもしれませんね。今頃気づきました。
車輌番号はシュルツェンに貼りました。こんな大きなもの、ここしか貼る場所がありません。しかもこれはキッチリと読めないと意味ありませんからね。
履帯の仕上げ
車体はデカールが完全に乾くまで作業はお預けなので、先に履帯を仕上げます。こんな時履帯だけ離れていると便利ですね。
ピグメントをアクリル溶剤で溶かします。今回はピグメントの定着をよくするために、さらにそこに糊の成分の入ったマークセッターを垂らします。これを履帯に塗りつけたのが一番左の写真です。向かって左側の履帯はすでに乾燥しています。右側はまだ塗れているので濃い色をしています。
ピグメントは表情を出すために基本となる色に対して、それより濃い色と薄い色のピグメントを粉のまままぶします。
完全に乾かして、堅めの筆でこすって余分を落としたのが真ん中の写真です。マークセッターのおかげでいつもより定着がよく、奥の方にガッチリ残っています。良い感じです。色がまだらになっているのは、3色のピグメントの効果ですね。
最後に小さく切ったメモ用紙に銀色を塗り、それを履帯にこすりつけて地面とすれて金属光沢が出た部分を再現します。これを筆でドライブラシの要領で行うと、奥まった部分まで塗料が届いてしまい、本来擦れるはずの無いところまで銀色になってしまいます。
ピグメントにマークセッターを加えたり、銀ブラシをメモ用紙で行うというナイスなアイデアはBluebellさんから教えていただいたものです。いつもいつもありがとうございます。
(全作品完成まで あと91)
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