P-51Dマスタング4 その11 機体内部のでっち上げ
2011年2月15日
Category : 飛行機Tags : P-51マスタングアメリカ陸軍
クリアパーツの機体まで用意して、中を見せる自信満々のキットなのですが、それに反して実情はお寒い限りの再現度・・・とは何度も書きましたが、内部機構のでっち上げ作業は今日も続きます。今回は機体の後ろ半分ですね。
記事の短さは写真の大きさでごまかしながら(笑)、それでも拡大しなくても細部まで判別できる写真っていいですよね。小さな画面のネットブックなどでごらんの皆様には申し訳ありませんが、やっぱり大きな写真はいいですね。
無線機燃料タンクのある部屋(?)の後ろには低圧酸素ボンベが搭載されています。パイロットが高高度ででもちゃんと呼吸できるようにするためですね。これがコクピット内の緑色のホースの前側の先にあるレギュレーターに接続されます。その緑色のホースはパイロットのマスクに接続されます。
酸素ボンベに外から酸素を補給するパイプも付くのですが、それはこちら側(透明ボディ側)になるので、実際に工作することが出来ません。まぁ、軽く省略ですね。できないものはできません(キッパリ)。
天井からはアンテナのコードが隔壁を貫いて無線機に伸びています。無線機のどこに付くのかわからなかったので、見えない側まで伸ばしてウヤムヤにしてあります(^_^;)
4本あるロッドは、エレベーター、エレベーターのトリム、ラダー、ラダーのトリムの操作ロッドです。少し太すぎますが、手持ちのプラ棒が0.5mmだったのでこうなっちゃいました。真鍮線ならもう少し細いのですが、扱いがしにくいですからね。それにクリアボディをはめたときにあまり細いと見にくいとおもって、オーバースケールを承知でこの太さにしました。
作ってしまってから判明したのですが、エレベーターとトリムの操作ロッドの貫通している穴は隔壁の中央の大きな穴ではなく、その上のスリット状の穴であることが取り付け後に判明しました。直そうかどうかは現在思案中です。だって、0.5mmじゃそのスリットを通すことができませんからね。こりゃ困った。
ヘッドレストの後ろには空中線アンテナの引き出し部となるパーツをでっち上げます。不鮮明な写真やイラストを見ながらそれっぽく作りました。
無線機からのコードがつながる碍子があって、その上にアンテナリレーの小箱。そこからアンテナ線が引き出されます。
これで機体内部の工作はクリアボディ側に付く補記類と尾脚くらいですね。もうまもなく機体の貼り合わせができそうです。その前に翼に細かなパーツを取り付けて塗装の準備をしなくては。
(全作品完成まで あと98)
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