P-51Dマスタング4 その15 翼の塗分け(赤)
2011年2月20日
Category : 飛行機Tags : P-51マスタングアメリカ陸軍
本来なら今日はデカール貼りの記事にはるはずでした。というか、実はデカール貼り作業を昨夜は始めたのですが、問題点が続出です。
まずデカールの寸法がおかしくてぴったり隙間が埋まりません。さらにストライプの幅が一定じゃ無いんです(もしかして実機もそうだったりして・・・)。そしてデカールが厚くて丈夫なのはいいのですが、翼の端の局面にフィットしにくく、しかもリベットや筋彫りのモールドを出すことが出来ません。マークソフターをしこたま塗ってもダメでした。
で、結局デカールによるストライプの表現はあきらめて、マスキングによる塗り分けをすることにしました。私も気が短いですね(爆)。
さて、マスキングをして赤(クレオスのシャインレッド)を塗ってみたのですが、下地がシルバーの部分はあまりキレイに発色しません。一方下に黄色のストライプを塗った部分はわりとキレイに発色しています。これは困りました。
そこでホワイトサーフェイサーを一度吹いて下地の色を統一することにしました。まぁ、完全に真っ白にする必要は無く、赤が均一に発色してくれるくらいに覆えればいいですよね。
ホワイトサフは隠蔽力が強そうですし、白ですから赤がキレイに出ると思います。あまり厚塗りはしたくありませんからね。
あまり長時間マスキングテープを貼りっぱなしにしていると下の黄色と仲良くなっちゃって、剥がすときに一緒に取れちゃうとこまるので、塗料がそこそこ乾いたらさっさとマスキングテープを剥がします。
案の定少しだけ黄色が剥がれましたがしかたがありません。これくらいならチッピングということでそのまま放置(裏側ですし)。そして剥がれは運の良いことに尾翼の分も含めてここ1箇所だけでした。
尾翼のマスキングテープを剥がします。ちゃんとマスキングしたつもりだったのですが、なんと吹きこぼれです。これは想定外でした。
でも慌てなくて大丈夫、まだ塗料はカッチカチに乾いていませんから(もちろん手で触るくらいでは取れませんし、指紋も付きませんよ)、綿棒の先にコンパウンドをつけてこすり取ってやりました。実はほんのりと残っているところもあるのですが、あまりしつこくやると銀色まではげちゃいそうなので、そこそこで止めておきます。
予想以上にキレイに仕上がりました。筋彫りなどの細かなモールドもちゃんと生きています。完璧な等幅ストライプとは言いがたいですが、まぁ、これくらいならOKとします。デカールを貼るよりはよっぽど楽ちんでキレイです。
(全作品完成まで あと98)
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