P-51Dマスタング4 その5 コクピットの制作
2011年2月5日
Category : 飛行機Tags : P-51マスタングアメリカ陸軍
コクピットを作りました。こうして真上から見るとあっさりして見えますが、実際のP-51を初め、飛行機のコクピットってこんなわけありません。そうは言っても手を入れだしたらきりがないので、とにかく前に進むことにしました。
座席はシートベルトを塗り分けます。シートベルトの塗装指示はマホガニーですが、もう少し明るくしてみました。色はアメリカーナのアスファルタムという焦げ茶色です。
それにしてもシートベルトは少々大きすぎますよね。実機の写真と比べてもかなり分厚いです。
床は機体内部色もしくは木のままのものもあったようですが、今回は機体内部色で塗装しました。
計器板は目盛りが印刷されたプラスチックのシートをエッチングパーツで挟むようになっています。プラスチックのシートはメモリ部分が透明になっていますから、下地に白を塗ってやればこのように計器板になります。
計器板のメーターは実物よりも少々小さい感じがします。なんだかスカスカですよね。ホントはもっとびっしりと詰まった感じがするはずです。
計器板の裏側にはメーターのコードをつけておきました。このコードは隔壁や床に開けられた穴を通じてエンジンや機体の各所につながっているはずですが、隔壁や床に穴がありませんし、どのメーターからどこにつながるのかチンプンカンプンですから、ここでまとめて終了です。まぁ、無いよりはましでしょう。
座席の後ろには隔壁を挟んで無線機があります。黒い2つの箱がそれです。また、無線機の下の機体内部色の箱は燃料タンクです。翼に内蔵された90ガロンタンクに加えてここに85ガロンのタンクがあるのですが、このタンクにフルに燃料を搭載するとバランスが悪くなったらしく、65ガロンまでに制限されていたそうです。ですが、これらの大きな燃料タンクがマスタングの長大な航続距離を支えていたんですね。
(全作品完成まで あと93)
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