ドイツ・4号突撃砲 その10 シュルツェンの組立てとウエザリング
2011年4月7日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車4号突撃砲
シュルツェンの組み立て
シュルツェンを組み立てます。キットにはアルミ板のシュルツェンが入っています。薄くて良いのですが、トライスターのブルムベアみたいにプラ板の打ち抜きだとさらにイイですね。
アルミ板は曲げられるのでダメージが付けられそうですが、実車の写真を見ると、あまり曲がったシュルツェンを付けている車輌は見たことがありません。それもそのはずで、曲がってしまったら引っかけられませんからね。ダメージを受けたら脱落してしまうので、ついている板はあまり曲がっていなかったんじゃ無いかと思いますよ。
写真はまだ未完成で、ボルトヘッドを付け忘れています。この後塗装前に気づいてちゃんと付けておきました。
シュルツェンはこの右の写真のように斜めにつくんですね。シュルツェン・ステーの長さが上下で違うので当然こうなっちゃうんですね。
シュルツェンのアルミ板はさわると少しネチャっとした感じで油が表面についているみたいです。このままではうまく塗れませんから、塗装の前に洗浄します。油汚れにはやっぱり○王の○ジック○ンですね。短時間のつけ置きでスッキリ落ちます。
この後一晩乾燥させて、明日には塗装に入ります。
ウエザリング
シュルツェンの乾燥待ちに車体を仕上げていきます。まだ履帯がピカピカのままだったので、ここに泥状に溶いたピグメントを塗って汚します。ついでに車体の側面や前後の下部にも塗りつけます。泥状のピグメントの上から粉状のピグメントを2色ほどまぶしておきます。
ピグメントは溶剤でぼかしたり、乾いた筆でこすったりして表情を出してやります。
そういえばグネグネと波打っていた履帯が少し戻ってきましたね。やっぱりキツメに波打たせて正解でした。そのうち完全にまっすぐになっちゃったりして・・・( ̄。 ̄;)
車体は軽くウオッシングします。ツィンメリット・コーティングが施されいますから、ウナギのタレウオッシングでは真っ黒になってしまいます。拭き取り不要なほど薄めたウオッシュ流す程度ですね。
入り隅やボルトの周囲、パネルラインなど強調したい部分には少し濃いめの墨を流します。
多少車体が黒ずみましたが、グチャグチャの迷彩塗装のおかげでまるで目立たなくなったツィンメリット・コーティングが少しだけ見えてきました。
ドライブラシも控えめにしてあります。ただし、今回はコーティングが施された面は面全体をドライブラシしてみました。でもやっぱりコーティングは目立ちませんね。
4号戦車のツィンメリット・コーティングはこれくらい繊細だったのでしょうね。実車の写真を見てもティーガーとかと違ってとてもうっすらとしたパターンに見えます。
(全作品完成まで あと97)
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